幸せ

例えば・・・

希望の学校の入試や
会社の採用試験に合格した時。
試合やコンテストなどで
とても良い成績を取った時。
大きな商談が成功した時、
好きな人との交際が決まった時。
子供が生まれた時。

・・・などなど。

幸せのカタチは様々ですが、
そういう幸せの絶頂の時って、
目に映るもの全てが素敵に見えませんか?
いつも以上に人に優しくなれませんか?

太陽や景色やいつもの町並みが美しく見えたり、
道行く人々が微笑んでいるように見えたり。

何とも言えない幸福感がありますよね。

いつもならムカッ!とくるところも、
「全然大丈夫ですよ!」
なんて余裕で許せてしまいます。

何見ても、
何しても、
幸せいっぱい。

でも、こんな幸せいっぱの時期は
そうそう長くは続きません。
時間か経つと、
また元の日常、
元の冴えない自分に戻ります。

いつもと変わらない景色と、
すれ違う少し不機嫌そうな人々。

幸せな時って、
ただ幸せな出来事にのぼせてしまって、
ほんのひとときテンションが上がっているだけなのか。

それとも一種の催眠状態なのか。

アミ小さな宇宙人』の中に登場する宇宙人アミは、
幸せを感じている状態を「目ざめている」と言い、
日常に幸せを感じない普段の状態を
「否定的な催眠状態にいる」と言います。 

宇宙人アミと、
少年ペドゥリートの会話です。


 「全ての人が催眠にかかるよ。
  そのうえみな、
  たいてい催眠状態でいる・・・」
 
 「何が言いたいの?・・・
  ぼくは催眠状態なんかじゃないよ。
  ちゃんと目ざめている」

 アミは、ぼくがはっきり断言したのを聞いて、
 しばらく笑ってから言った。

 「小道を歩いてきたときのことを思い出してごらん?」

 「うん、思い出してるよ」

 「あのときはすべてが
  いつもとちがっているように感じたね。
  すべてが美しく見えたろう?」

 「うん、あのときは催眠状態だったんだね。
  ・・・たぶんきみがかけたんだろう?」

 「あの時は目ざめていたんだよ!
  いまは催眠状態でねむっている。
  人生には少しもすばらしいことがなく、
  きけんなことばかりで
  いっぱいだと思いこんでいる。
 
  潮騒も耳に入らなければ
  夜の香りも感じない。
 
  歩いていることも、
  ほんとうに”見る”とは
  どういうことなのかの認識もない。
  呼吸することも楽しまない。
  
  きみは、いまは催眠状態にいるんだよ。
  否定的な催眠状態だ。
 
  ちょうど戦争をなにか
  ”栄光”のように感じているひととか、
  自分の考えに同意しないひとを
  みな敵だとみなしているひととか、
  制服を着ているだけでなんだか
  えらくなったように感じているひとと
  おなじようにね。
 
  これらのひとたちはみな、
  催眠状態だ。
  催眠術にかかっていて、
  深く眠っているんだ。

  もし、人生やその瞬間が
  美しいと感じはじめたとしたら、
  そのひとは目ざめはじめているんだ。
  目ざめているひとは、人生は、
  すばらしい天国であること知っていて、
  瞬間、瞬間を満喫することができる・・・
  でもあまり多くのことを
  未開文明に要求するのはよそう・・・
  自殺するひともいる。
  なんてバカなことか気がついたかい。
  自殺するなんて・・・」



何か特別に良いことがあったわけでも無いのに、
「何か幸せだなぁ」と思えたり、
日常の何でも無いことに感動したり。

そんな風になれたら、
きっと「目ざめて」きている証拠なのでしょう。


「人生は楽じゃない」

「人生は競争だ」

「他人を信用するな」

そんな否定的な催眠を受けて来た私達にとって、
特別に何か良いことがなくても、

「あぁ、幸せだなぁ」

と言う癖を付けるぐらい、

少しノーテンキなぐらいが、
催眠から目ざめるのには
ちょうど良いのかも知れません。


私は今日もごはんが食べられて、
とてもとても幸せです。



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