問題の解決策

誰かから悩みを相談されたら、

自分も力になってあげたいと思う。

 

その問題について一緒に考えて、

何かの解決策を提示してあげたいとも思う。

 

一人の時でもその問題について考えるぐらい、

他者の悩みに真剣に向き合う。

 

 

「自分がなんとかしてあげたい」

 

 

でも、相談を受けた人にできることって、

ほんの少ししかないんです。

 

 

 

 

エイブラハムのあるセミナー動画の中で、

奥さんが自殺したばかりでとても落ち込んでいる男性が

質問者として登場しました。

 

 

「妻のために、もっと自分にできたことがあったんじゃないだろうか?」

 

「『奥さんが自殺したのはあなたのせいではないか?』と、 

 周囲の人から非難されるかもしれない、という恐れもある」

 

「今の気持ちのままでは、

 とてもヴォルテックスに入れない(気分良く過ごせない)」

 

 

その男性にエイブラハムが語ったことは、

全ての死は自殺であることや、本当は「死」などないことや、

「自己否定」という感情の無意味さでした。

 

男性の返答は「はい。わかります」とか、

「はい。知っています」という感じ。

 

それらの内容は、エイブラハムの教えを本で読んだり

動画で観ているその男性が既に知っていることばかりでした。

 

 

「エイブラハムは、こういう悲しみのドン底にいるような人に、

 どういうアドバイスをするんだろう?

 どんな解決策を伝えるんだろうか?」

 

 

私は興味津々でした。

 

 

そして、その後にエイブラハムが語ったことは、

解決策でも何でもなく、ただ男性を少し笑わせただけでした。

 

 

「今日のセミナーは楽しめましたか?」

 

 

「はい。特に、前の質問者とのやり取りは(少し笑みがこぼれる)」

 

 

「それでは、私たち(※)はもっとおもしろくなりましょう」

 

 

「(会場も男声も笑)」

 

 

※エイブラハムは複数の存在の集合体であるため、

 自分のことを「私たち」と言います。

 

 

 

 

エイブラハムがこの対話で実質的におこなったことは、

たったこれだけでした。

 

 

それまでの会話は、エイブラハムがいつも教えている真理を

男性と確認し合っただけの作業で、

 

エイブラハムがこの対話で実現したかったことは、

男性の感情の段階を少しでも「ソース」に近づけること。

 

 

決して、何らかの解決策を提示することではありませんでした。

 

 

ちなみに、エイブラハムが言う「感情の22段階」は以下の通りです。

 

 

 1 喜び/気づき/力があるという感覚/自由/愛/感謝

 2 情熱

 3 熱意/意欲/幸福

 4 前向きな期待/信念

 5 楽観的な姿勢

 6 希望

 7 満足

 8 退屈

 9 悲観的な姿勢

10 不満ストレス/苛立ち/短気

11 打ちのめされている状態

12 失望

13 疑い

14 心配

15 非難

16 落胆

17 怒り

18 復讐心

19 嫌悪/憤り

20 嫉妬

21 不安/罪悪感/自信喪失

22 恐れ/悲しみ/うつ状態/絶望/無力感

 

 

「1」の段階がソースと波動が一致した

(=ヴォルテックスに入った)状態です。

 

ここに存在していれば、

誰でも自然に問題を解決していけるし、

そもそも問題を問題として感じなくなるかもしれません。

 

 

相談者の男性の感情は、エイブラハムと話す前は

一番下の「22」にいたと思いますが、

会場のみんなと笑えたことで、少し気持ちが楽になったと思います。

 

例えそれがこの時だけであっても、

「どん底から感情の段階を上がれた」という実感には

大きな意味があります。

 

きっと、エイブラハムのセミナー会場を出た後は、

その実感が「また同じような感情を感じる機会をつくろう」

という力になってくれることでしょう。

 

 

 

 

そして、ここでもっと重要なことは、

エイブラハムがずっと「1」に存在し続けているということです。

 

 

例えば、相談を受けた側が

「相手の問題を自分が解決しよう」と、

問題に入り込み過ぎている時。

 

往往にしてその人は、

問題の渦中にいる人と同じ感情を味わうことになります。

 

元々はニュートラルな状態だった感情が、

相談者の気持ちと同調して「心配」「怒り」「復讐心」や

「恐れ」にまで落ちてしまう。

 

 

そうすると、誰かの力になるどころか、

ソースと波動が離れ過ぎていて、

自分の力そのものがなくなってしまうんですね。

 

 

 

 

誰かの相談を受ける時は、

相手の中に「問題を解決する力がある」ことを信じて、

自分はホッとした感情の場所に存在し続ける。

 

そのモードを保ち続けて、

「この人の気分がホッとすることってなんだろうなぁ」と、

感じ続けていれば、インスピレーションが湧いてくると思います。

 

 

「健全になる力や問題の解決策は、みんなそれぞれが持っている。

 自分にできることは、ソースに近い場所から、

 相手の気持ちをほんの少しでもソースに近づけるだけ」

 

 

施術をしている時や、誰かから相談を受ける時、

私はエイブラハムを見習っていつもそれを思っています。

 

 


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