伝える

エイブラハムの教えビギニング』より

 

 

 自分が望んでいることが何かを区切り区切りで見つけ出し、

 それに思いを巡らせば、ポジティブな気持ちになって、

 

 自分の意図と調和しない他の存在を

 自分の人生経験に引き寄せないでいられるようになる。

 

 そして、自分と調和しない

 意図を持って思考を巡らせる人の経験に

 巻き込まれることもなくなるだろう。

 

 

 あなたがたが互いを引き寄せ合うのは思考のパワーなのだ。

 

 

 ほとんどの人は、自分が本当に望むことが

 何なのかを見極める時間を持たないし、

 

 ある話題から次の話題へと簡単に思いを移してしまったり、

 自分の中のネガティブな感情の重要性を理解していないので、

 

 他人が創り出したネガティブな状況に飲み込まれ、

 混乱に陥る。

 

 しかし、「創造のプロセス」を理解して実践すれば、

 好ましくない人生経験は起こらなくなる。

 

 

 

 

 

「区切りごとに自分の望み明確にする」

 

 

これは私もよくやっています。

 

 

例えば・・・

 

家事の前には「スムーズに家事をこなしたい」

外出する前には「いい気分で歩きたい」

喫茶店に入る前には「ここで気分よく本を読みたい」

施術の前には「最善の施術をしたい、いい時間を持ちたい」

シャワーの前には「リフレッシュしたい」

寝る前には「今日の疲れを癒して翌朝スッキリと目覚めたい」

 

・・・などなど。

 

 

 

ここで一番大切なことは、

 

 

 それに思いを巡らせば、ポジティブな気持ちになって、

 

 

という部分です。

 

 

ただ事前に「望みや意図を明確にする」だけでは、

エイブラハムが言うような

「意図的な現実創造」は起こらなくて、

 

「望みや意図を明確にする」と同時に、

「ポジティブな気持ちになる」ことが必要なんです。

 

 

「次の場面で私はこういう現実を望む」

 

 

と明確にしたところで、

 

 

「いやいや、そんなの叶いっこないでしょ」

 

 

と、内心ネガティブな気持ちになっているなら、

その気持ちにふさわしい現実がやってくる。

 

 

近い未来に対して言葉や思考でいくら「望み」を発信しても、

その時に「望みと調和する感情」が伴っていないと、

次の場面に現れる現実は「望み通り」にはいかないというわけです。

 

 

こういう時、過去の成功体験を思い出すのは有効ですね。

 

 

「この仕事は前も楽にやれた」

 

「あの人はいつも対応がいい」

 

「この道はいつも混まない」

 

 

こういう成功体験があれば、

その時の「いい気分」を簡単に思い出せるので、

次も望みに似た現実を創造しやすいですね。

 

 

宝クジに高額当選した人が何度も高額当選するのは、

こういうカラクリなんだと思います。

 

 

・・・でもね、私たちって、

失敗体験を思い出すことが多いんです。

 

 

 

 

先日、散髪に行ってきました。

 

 

大抵はウチの奥さんにバリカンで刈ってもらうのですが、

お互いのタイミングが合わない時は外で散髪をします。

 

その日も洗髪なしのワンコインのお店へ。

 

私はいつも丸刈りなので、

安くて早く済ませてくれる所ならどこでもいいんです。

 

 

家を出る前には意図も忘れずに。

 

 

「心地よく丸刈りをしてもらいたい」

 

「もちろん、いい仕上がりで」

 

 

・・・でも、過去には

バリカンを強く当てられて痛かったこともあるし、

ちょっと虎刈りだったこともあります。

 

 

望みを思いつつも、

それらの良くなかった体験が頭をよぎる。

 

 

これはもう長年の癖ですね(汗)

 

 

 

そしてお店に入り、すすめられた椅子に座る。

 

 

担当してくれるのは感じの良さそうな女性です。

 

 

「丸刈りですね。何ミリですか?」

 

「3ミリでお願いします」

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

「じゃあ、3ミリで刈っていきますね」

 

「はい、お願いします」

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

バリカンが頭に当たる度に軽い衝撃。

 

 

(あれ?・・・この人、強いかも?)

 

 

おまけにバリカンを前に進める力も強いから、

首に力を入れて対抗しないと

バリカンの圧に負けて頭が傾いてしまう。

 

 

(どうしようかなぁ・・・言おうかなぁ)

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

(・・・強いなぁ)

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

(でもなぁ、この値段で文句を言うのもカッコ悪いしなぁ)

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

(圧が強い。首に力入るなぁ)

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

(もうちょっと待ったら、頭の形に慣れていい感じのタッチになるかも)

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

(・・・やっぱり強い。でも、我慢できなほどではない)

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

(あぁ・・・迷ってる間に、ほとんど刈れてしもたなぁ)

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

(まぁ、今回は我慢しよう)

 

 

パチ!(スイッチを切る音)

 

 

(終わってしもた)

 

 

最後に、大きめの鏡を持ってくる女性。

 

 

「後ろはこんな感じです」

 

「はい。大丈夫です。ありがとうございました」

 

 

(・・・はぁ、言えなかった)

 

 

 

 

 

 互いに関わり合いながら、

 自分が望んでいること、期待していることは何なのかを、

 それぞれが的確に伝え合わなくてはならない。

 

 でなければ、互いの期待がぴったり合うことはありえない。

 

 

 意図的な創造のスタート地点は、

 何が自分の望みなのかを見極めることだ。

 

 他人との交流がない場合には、

 自分の望みを一人宣言するだけでいい。

 

 けれども誰かと関わり合いがある場合には、

 互いに自分が望むことを明確に伝えなくてはならない。

 

 

 あなたがたの付き合い方を観察していると、

 自分が何を望んでいるかを

 うまく伝え合えていない場合が多い。

 

 どうやら、自分が望んでいることを

 言葉にせずともわかってほしい、

 わかってくれるだろうと思っているようだが、

 

 互いにはっきりと決断して

 うまく思いを伝えることができない限り、

 調和を保つことさえできなくなるだろう。

 

 

 

私が事前に望んだ通りの現実を創れなかった原因は、

意図した時に過去の失敗体験を思い出したこと。

 

 

・・・いやいや。

 

 

もちろん、成功体験だけを思い出してから行けば、

優しいタッチで丸刈りをしてくれる店員さんが

担当になった可能性は大です。

 

 

でもね、一番の原因は、

ええカッコして文句を言わなかったことです(笑)

 

 

「細かい注文をつけるややこしい客だと思われたくない」

 

「相手の気分を害してしまうかもしれない」

 

「こんな安い散髪代で文句を言うのはカッコ悪い」

 

「丸刈りは5分もあれば終わるし、

 これぐらいの痛さなら我慢できる」

 

 

これ、しょうもない出来事の一例ですが、

私たちがそれぞれ持っている「人間関係」の中で、

これと似たようなことをおこなっているかもしれません。

 

 

誰かとの関係で今ネガティブな気分になっているんだけど、

なんだかんだ考えた末、悩んだ末に、

 

 

「・・・もうちょっと私が我慢しよ」

 

 

という結論に無理矢理落ち着かせる。

 

 

或いは、

 

 

「いつかこの人が気づいて変わってくれるかもしれない」

 

 

という根拠のない期待を持つ。

 

 

そして、また今日も我慢・・・(涙)

 

 

 

 

 

 他の人と関わる時に最も大事なことは、

 区切り区切りで、互いに望んでいることを伝え合うことだ。

 

 ほとんどの場合、互いに合わないなと思う事態は、

 明らかに意見が食い違っていることで起こるというより、

 相手が本当に望んでいることが理解できていない時に起こる。

 

 

 あなたがたは互いに意見が合わないことより

 意見が一致することのほうが多いのに、

 きちんとコミュニケーションがとれていないと、

 

 あなたの焦点は調和のとれた言葉より、

 とれていないわずかな部分に定まってしまう。

 

 

 調和がとれていないと意識できる

 自分のガイダンスシステムを利用しよう。

 

 自分の中の警鐘が鳴り響いていることに

 気がついた瞬間、自分自身に

 

 「どの考え、言葉、行動が警鐘を鳴らしているのだろう」

 

 と問いかけよう。

 

 そして、自分に向かって、

 それについて望んでいることを明確に言葉にしょう。

 

 そして最も大事なことだが、それを相手に伝えて話し合おう。

 

 

 ネガティブな感情が警鐘だとわからずに、

 ネガティブなこと自体に焦点を定めてしまい、

 

 すると、さらにますます気になって怒りが湧いてきて、

 関係に緊張感が漂う、ということがよく起こるが、

 

 「引き寄せの法則」では

 似たような思考が引き寄せられるので、

 

 さらにとても不愉快な議論をしたり、

 意見が食い違ってしまうことがすぐに起こる。

 

 

 ちょっとした段階で不愉快な雰囲気を感じ取り、

 互いにどの部分が望ましいかを話し合えば、

 ほとんどの場合ネガティブな感情がふくらむことはない。

 

 きちんと会話をすれば、

 不愉快な部分は消え、代わり調和と満足感がもたらされるだろう。

 

 

 

 

 

「ネガティブな感情は望みを知るためのセンサー。

 区切りごとに望みを明確にし、相手にその望みを伝える」

 

 

 

エイブラハムが言う通り、

ネガティブな気持ちが旬な時に伝えるのが一番ですね。

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

(当たりが強いなぁ)

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

「あの〜、バリカンの当たりが強いので、

 もうちょっとだけ優しく当ててもらえませんか?」

 

 

パチ!(スイッチを切る音)

 

 

「すいません!」

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

「これぐらいで大丈夫ですか?」

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

「はい。大丈夫です。

 ありがとうございます」

 

 

ヴィーーーーン!!

 

 

 

今度こそ、丸刈りが終わる前に伝えようと思います(笑)

 

 


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