ヒーラーとヒーリング

少し前に書いた記事、

クライアントから「受ける」ことについて』の

つづきです。

 

 

今日は『新・ハトホルの書』の中から。

 

日々、治療や癒しをおこなう方には

とても参考になる部分があったのでご紹介したいと思います。

 

治療者やセラピスト以外の方には

あまりピンとこない内容だと思いますが、

興味がある方は読んでみてください。

 

 

 

 

 ヒーラーとヒーリング

 

 

 ヒーラーは、人のエネルギーをあつかうことには

 危険がともなうことを知っておく必要があります。

 

 たとえば、適切な浄化をしないで病気の人を癒した場合、

 ヒーリングが終わった直後にエネルギーが

 枯渇してしまったように感じることもあるでしょう。

 

 あるいは、あとになって大変な事態を迎えるかもしれません。

 

 

 ヒーラーによっては、クライアントに

 癒しのエネルギーをもたらしたあと、すぐには感じなくても、

 自分の「カー」が底をついているのに気づいて

 愕然とする場合もあります。

 

 

 人がエネルギーを必要とするときには、

 ある意識レベル(顕在意識レベルとはかぎりません)の

 自己が、だれかれかまわず得られるところから

 エネルギーを引き込んでしまうことがあります。

 

 もしあなたがヒーラーの立場で、

 あなたがもっている種類のエネルギーを必要としている

 クライアントを癒すことになった場合には、

 

 そのクライアントは意識的にせよ無意識的にせよ、

 あなたからそのエネルギーを引き抜いてしまうでしょう。

 

 

 わたしたちが言っているのは

 生命をつかさどるエネルギーすなわちプラーナのことで、

 それは肉体の霊的ツインといわれる

 「カー」に保持されています。

 

 人のエネルギー場が互いにつながると、

 エネルギーを求める側からエネルギーを持つ側へと、

 いくつものひもが送られます。

 

 それをとおして、エネルギーが欠乏している側は

 井戸から水を汲み上げるようにエネルギーを吸い上げます。

 

 こうしたことは自己の別の意識レベルで

 自動的に起こってしまい、

 ふつうは無意識のうちにおこなわれます。

 

 これこそ吸血鬼という言葉のもつ

 象徴的な意味にほかなりません。

 

 つまりエネルギーを人に

 「吸い取られてしまう」ことがありうるのです。

 

 実際には血を吸われるわけではなく、

 活力となるエネルギーを

 「カー」から吸い取られてしまうということです。

 

 

 こうしたエネルギー現象に対する心構えがなく、

 きちんとした理解もないままに、

 

 肉体的、感情的なエネルギーが枯渇していたり、

 心理的動揺をきたしているクライアントと接すると、

 

 クライアントが帰ったあとにヒーラー自身は

 エネルギーを使い果たしたように感じます。

 

 

 これは看護師や医師、

 そのほか健康管理や医療業務に携わる人が、

 しばしば消耗しきってしまう原因の一つです。

 

 そうした職業にある人は、自分の「カー」から

 癒しのエネルギーを吸い取ろうとする病人に

 つねに囲まれています。

 

 輸血と同様、エネルギーの輸注も可能です。

 

 以上のことがわかれば、

 エネルギーに関して初級レベルの理解に達したことになります。

 

 要するに、活力を人から引き出したり

 枯渇させたりすることがありうるということです。

 

 

 

 

 

 

・・・と、ここで一旦休憩です。

 

ちなみに、ハトホルたちが言う「カー」とは、

「エネルギー体」や「エーテル体」と

呼ばれているもののことです。

 

 

それでは、つづきをどうぞ。

 

 

 

 自分の「カー」の存在や、

 生命維持につながるエネルギーがどのように

 抜き取られているかを自覚しなければ、

 

 まるで突然自分のプラグが引き抜かれてしまったように、

 エネルギーがからからになっているのに

 気づくことになるでしょう。

 

 そうすると、休養して

 エネルギーの補充をしなければなりません。

 

 

 一方、ヒーラーの側に別のレベルで

 エネルギーの消耗が起きることもあります。

 

 それは個人の感情体のなかの

 精妙な「感情の流れ」に関係しています。

 

 その「感情の流れ」は

 ヒーラー自身のクライアントに対する考えや

 感情などの作用によるもので、

 

 なかにはヒーラーとしての予定表の結果という場合もあります。

 

 予定表とは、ヒーラー自身の期待や

 願望にそったヒーリングを押しつけようとするものです。

 

 

 ヒーラーである人は、癒しがどこからもたらされ、

 なぜ自分が人を「癒す」立場にあるのかを、

 思考でも感情でもきわめて明確に把握している必要があります。

 

 人を助けたい、よい人間でありたい、

 尊敬されたいなどという罪のない願望でさえ、

 

 潜在的な不純物ならびに

 歪みや消耗の原因になる可能性があるのです。

 

 

 

施術をする側が、

「なぜ自分が治療や癒しをおこなうのか」を

感情でも思考でも明確に把握しておくこと。

 

この部分は非常に大切ですね。

 

 

あと「ヒーラーの予定表」というのも、

施術者が陥りがちなところです。

 

「これが正しい」を押しつけるのも違うし、

「この症状にはこれ」というパターンや、

ルーティーンでおこなうのも違うような気がします。

 

 

 

 

 

 

 もしヒーラーであるあなたが、

 自身のなかからエネルギーを送り出しているがゆえに

 自分の活力を枯渇させているとすれば、

 

 あなたはいずれ問題にぶつかることになります。

 

 なぜなら、あなた個人が所有したり

 使用したりできるエネルギーは、

 次に補給されるときまでの限られた分量だけだからです。

 

 

 ヒーラー自身が、

 自分は癒しのエネルギーの通り道であり、

 その源泉ではないことを明確に自覚していれば、

 

 エネルギーはあなたを通過して流れるだけで、

 あなたから失われることはありません。

 

 

 癒しのエネルギーが制限による滞りなく

 あなたを通って流れるようになれば、

 

 その純粋な状態によって、

 多くのヒーラーが体験しているような

 疲労困憊や消耗は大幅に減じることになるでしょう。

 

 

 もう一つ問題となる点は、

 ヒーラーは自分自身の「カー」と生命力について

 明瞭に自覚している必要があり、

 

 自身のエネルギーが引き出されたときには、

 それを感じとれなくてはならないということです。

 

 残念ながら、ほとんどのヒーラーが

 自分のエネルギーを「吸い取られ」たり

 引き出されていることに、消耗しきって

 へとへとになるまで気がつかないようです。

 

 

 人を「癒す」ときに自分を守るための

 簡単な方法をご紹介しましょう。

 

 それは、あなたの意識の一部を、

 体の中央を走るプラーナ菅に向けるだけでよいのです

 (詳しくは第1部で述べた通りです)。

 

 プラーナ菅はあなたを天と地に結びつけてくれるので、

 それによって天と地の両方から

 プラーナを引き入れることができます。

 

 体内でこの二つの精妙なエネルギーが出合うと、

 あまねく存在する癒しのエネルギーが

 もっと大量にあなたに流れ込み、

 

 同時にあなた自身の気づきもいっそう深まり、

 グラウディングしてバランスがとれるようになります。

 

 

 

この「プラーナ菅」は、人差し指と親指で作った輪っか

(「OK!」の時のサイン)と同じぐらいの太さで、

頭頂から会陰まで(或いはそれ以上)伸びていています。

 

串カツやお団子の様に、

人の身体をプラーナ菅が串刺しにしている感じですね。

 

そのプラーナ管の中を、

プラーナ(エネルギー、エーテル)が天と地から流入し、

私たちに生命力を補給している。

 

何種類かのエクササイズも紹介されていますので、

プラーナ菅について興味がある方は

本書を手に取ってみてください。

 

 

 

 

 

 

 ヒーラーとしてのあなたは、

 自分自身の活力である「カー」への

 気づきを養う必要があります。

 

 

 いずれにせよ、エネルギーを引き入れるために

 物理的に近くにいる必要はなく、

 何千キロ離れていようとそれは可能です。

 

 ヒーリングには個人のエネルギーを費やすよりも、

 無限の宝庫である「すべてなるもの」という源から

 エネルギーをまわしてもらうほうが

 好ましいのは明らかでしょう。

 

 

 プラーナは物質と比較すればより精妙ですが、

 もっとも精妙なエネルギーというわけではありません。

 

 プラーナよりさらに精妙な波動を有する

 エネルギーも存在しており、そうしたエネルギーには

 より強力なヒーリングパワーがあります。

 

 あなたの波動が高次へと上昇すれば、それだけ源

 すなわち「すべてなるもの」に近づくことになり、

 きわめて精妙なエネルギーを得ることができるのです。

 

 

 ですから、あなたが純粋になっていくにつれ、

 あなたのヒーリングの結果もよくなります。

 

 

 ヒーラーの自己統制の能力が進化すれば、

 エネルギーを上手に操ってエネルギーの詰まりを溶かしたり、

 結晶化したパターンを解消することができるようになります。

 

 こうした熟達は自然に養われてくるものです。

 

 しかし変化の必要を見てとることと、

 変化を強いることのあいだには微妙な違いがあります。

 

 

 

 

 ヒーラーは、そうした変化を起こすのに

 機が「熟して」いるかどうかを見極められなくてはなりません。

 

 つまるところ、変化を起こすかどうかの選択は

 ヒーラーではなく、癒される側が下さねばならないのです。

 

 自分の意向をクライアントに強いるようなヒーラーは、

 どれほどヒーリングの技術に長けていたとしても、

 結局はそれほど効果をあげられないことに気づくでしょう。

 

 

 ヒーラーである人は、

 みずからに引き寄せるクライアントは往々にして

 自分の心理的・霊的問題を反映している

 ということも知っておく必要があります。

 

 癒しの過程で高次のエネルギーの通り道になることは、

 ヒーラー自身の学びのプロセスでもあるのです。

 

 自分のプロセスの反映であるクライアントに対し、

 謙虚で寛大かつ率直であれば、

 そのヒーラーは自己の気づきと思いやりにおいて

 さらなる成長を遂げるでしょう。

 

 

 最後になりますが、ヒーラーは、

 人には病んだり苦しんだりする権利もあるのだ

 ということを理解する必要があります。

 

 自身の予定表を押しつけるべきではありません。

 

 クライアントが自分の速度で

 より大いなる気づきへと進むことができるよう、

 その余裕と柔軟性を認めるようにしてください。

 

 

 

 

 

 

引用は以上です。

 

 

様々な意識レベルで、

施術者とクライアントの間に

エネルギーのやり取りがあるということ。

 

施術者が治療や癒しをおこなう意味と、

自分がなぜその立場にあるのかを

思考でも感情でも明確にしておくこと。

 

グラウディングの重要性。

 

クライアントへの尊重。

 

 

私にとっては非常に価値のある内容でした。

 

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 


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