幸せの流れ

 

 

     ————『サラとソロモン』より

 

 

 

 サラ、どの瞬間でも、

 混じりけのない至福のエネルギーの流れが

 君の中を流れているんだ。

 

 君の家の水道の水圧みたいなものだと言ってもいい。

 

 水圧はバルブに圧力をかけながら、

 いつでもそこにある。

 

 家の中で水が欲しい時には、

 君はバルブを開けて、水を中に流れさせる。

 

 けれども、バルブが閉じている時には

 水は流れ込まない。

 

 それと同じように、君がやるべきことは、

 自分の中に流れ込んでくる《幸せ》に向かって

 《心の扉》を開けておくことなんだ。

 

 《幸せ》は君のために常にそこにあるのだけれど、

 君自身がそれを取り込まなければならないんだ。

 

 

 

 「でも、ソロモン」と、サラは反論しました。

 

 「他のみんなが怒っていて意地悪な学校の中で、

  わたしの《心の扉》を開けておくことが、

  いったい何の得になるの?」

 

 

 

 

 

 まず第一に、《心の扉》が開いている時には、

 意地悪なことにはあまり気がつかないし、

 君の目の前で意地悪さが消えてしまうこともある。

 

 開きかけた《心の扉》や

 閉じかけた《心の扉》の端っこで

 ためらっている人々がたくさんいるんだ。

 

 だから、そういう人々が君と接して、

 君の《心の扉》が大きく開いていたら、

 その人たちは容易に君の微笑みにつられて

 微笑んでくれたり、愛想のいい対応をしてくれる。

 

 それに、覚えておくべきことは、

 開いている《心の扉》というのは、

 今現在起こっていることに

 影響を与えるだけではないということだ。

 

 それは明日にも、あさってにも影響を与えている。

 

 だから、いい気持ちでいられる『今日』を

 たくさん体験すればするほど、

 『明日』や『あさって』の状況が

 どんどん気持ちのいいものになっていくんだ。

 

 これを練習してごらん、サラ。

 

 

 今という瞬間においては

 どんなに悪い状況のように見えても、

 

 どんな状況も、

 

 自分の《心の扉》を閉じてしまうには

 値しないという決断をするんだ。

 

 自分の《心の扉》をずっと開いておくことが

 一番重要なことだと決めてごらん。

 

 

 サラ、覚えておくといい言葉を教えてあげよう。

 

 できるだけ頻繁にこれを言ってみることだ。

 

 

 「何がなんでも、《幸せの流れ》に向かって

  《心の扉》を開けたままにしておこう」

 

 

 という言葉だ。

 

 

 

 

 

 最初のうちは、少し練習が必要かもしれない。

 

 でもどんどん上手になるよ。

 

 これから何日かの間、何かについて考えてから、

 君がどんな気持ちを感じているかに注意してみてごらん。

 

 サラ、君が味わい愛でていたり、

 そういう気持ちに浸っていたり、

 何かをほめていたり、

 

 良い面に焦点を当てていたりする時には、

 素晴らしい気持ちがするってことに、

 君は気がつくだろう。

 

 素晴らしい気持ちがするのは、君が

 《幸せの流れ》につながっているという意味なんだ。

 

 

 でも、君が非難したり、批判したり、

 あら捜しをしたりする時には、

 君はいい気持ちを感じない。

 

 そのいやな気持ちは、君が

 《幸せの流れ》につながっていないという意味なんだ。

 

 少なくとも、いやな気持ちを感じている間だけは、

 つながっていないんだ。

 

 

 サラ、この練習を楽しんでごらん。

 

 

 

 

 

今、病気でも、身体のどこかが不調でも、

新しい環境が大変でも、仕事で失敗しても、

失業していても、借金があっても、

 

一人ぼっちでも、ひきこもっていても、

パートナーと別れそうでも、家族と不仲でも、

 

近くで犯罪があっても、

誰かが不正をおこなっていても、

どこかの国で戦争が起こっていても。

 

 

どんな状況にあっても、

「幸せの流れ」は私たちのすぐ目の前に流れています。

 

 

その「幸せの流れ」につながるには、

その流れがあることにただ「気づく」だけでいい。

 

でも、気づこうとしない人の前では、

「流れ」そのものが存在しなくなる。

 

 

 

 

私も時々、目の前の現実に注目しすぎて、

「幸せの流れ」の存在を忘れてしまうことがあります。

 

 

「あれ!?

 オレの幸せ、どこ行った!?」

 

 

みたいな感じ(汗)

 

 

そんな時は、自分のすぐ近くにある

「味わい愛でる」ものを探します。

 

そして、それを見ていい気分を感じ続けます。

 

 

 

 

花の香り、木々の緑、鳥の声、子供の声、

散歩中の犬、日向ぼっこをする猫、笑顔で歩く人々、

青空の色、夕焼けの色、風や雨の音。

 

散歩中の身体の感覚や、

地面に触れる足裏の感触。

 

この家での生活、好きな本、音楽、お笑い、ドラマ、

カラオケ、コーヒー、おやつ、夜のビール、

我が家の愛しい文鳥たち・・・。

 

 

これらは、「幸せの流れ」とのつながりを

取り戻してくれる、私独自のツールです。

 

 

どんな小さな物事でも、些細な出来事でも、

目の前にある「幸せの流れ」に気づいてつながれば、

その流れは確実に心と身体に沁みていきます。

 

例え小さな流れでも、

それらに頻繁につながり続ければ、

自然に自分に流れる幸せの量も増えていきます。

 

 

 

 

「幸せ」は、大きな何かを成し遂げた後に、

しばらくの間味わうだけの褒美ではありません。

 

限られた特別な誰かだけが得られる特権でもありません。

 

家族やパートナーに与えてもらうものでもありません。

 

誰かの犠牲の元に成り立つものでもありません。

 

あの世へ行ってはじめて受け取る宝でもありません。

 

 

幸せは、いつでも私たちのすぐ目の前にあります。

 

 

 

 今という瞬間においては

 どんなに悪い状況のように見えても、

 

 どんな状況も、

 

 自分の《心の扉》を閉じてしまうには

 値しないという決断をするんだ。

 

 自分の《心の扉》をずっと開いておくことが

 一番重要なことだと決めてごらん。

 

 

 「何がなんでも、《幸せの流れ》に向かって

  《心の扉》を開けたままにしておこう」

 

 

 

 


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