望まない現実と対峙しない

先日のお休みは、所用で東京へ行ってきました。

 

 

その行きの新幹線でのこと。

 

 

予定よりも仕事が遅くなり、

予約していた16時台の便に乗れず、

1時間以上後ののぞみに乗りました。

 

金曜日の夕方だったからでしょう。

京都から乗った自由席はほぼ満席。

なんとか3人掛けの席の通路側に坐れました。

 

名古屋へ着くと、私の右側2席が空きました。

 

いつもは通路側が好きな私ですが、

その時はなぜか1番右の窓側に惹かれました。

 

席を窓側に移動すると、

案の定、私の左にある2席は

名古屋から乗って来られた人で埋まりました。

 

私の隣に坐った女性は、

座席の前にスーツケースを置き、

テーブルの上にノートパソコンをセットしました。

 

これで完全に通路が塞がれました。

 

 

 

 オレ、おしっこ大丈夫か?

 

 やっぱり、通路側にするべきだったかなぁ?

 

 

 

通路を挟んで2人掛けの席に坐っている男性の会話が

徐々にエキサイトしている様子。

 

 

 

 あれを間近で聞くよりは、今の席の方が断然いい。

 

 

 

自分にそう言い聞かせて、本を開きました。

 

しばらくすると、隣の女性がゴソゴソ。

 

どうやら、ノートパソコンを

テーブルから自分の膝の上に移動した様子。

 

パソコンが身体に近くなった分、

操作をする腕を曲げる角度も自然に鋭角になります。

 

彼女の右肘が、肘掛けの境界線を越えて

私の左腕に当たる可能性を思いましたが、

それを見ないように本を読んで気を紛らわせました。

 

 

しかし、そんな私の意図とは裏腹に、

 

キーボードをパチパチと打つ度、

タッチパッドをサッサと操作する度、

右手でスマホをチェックする度、

 

彼女の右肘は徐々に肘掛けの境界線を越え、

私の領域へ・・・。

 

 

やがて、私の左腕にガサガサと当たり出す右肘。

 

しかも、肘が直接ではなく彼女の服越しに当たるので

(それもダボっとした厚めの服なので)、

彼女には自分の肘が当たっている感覚もないのでしょう。

 

だから、止まらない。

 

 

 

 う〜む、これはマイッタ。

 

 思い切って注意するか?

 

 

 「あの〜、すいません、肘が・・・」

 

 

 いやいや、それはちょっと違うなぁ。

 

 とりあえず、景色を見て気を紛らわそう。

 

 

 ・・・・ガサ、ガサ、ガサ(肘が当たる音)・・・

 

 

 もう少し左腕を自分の方に寄せたら当たらんようになるな。

 

 よしよし、ちょっと窮屈やけどこれで大丈夫や。

 

 

 ・・・・ガサ、ガサ、ガサ(肘が当たる音)・・・

 

 

 景色、田んぼ、山、夕暮れの空。

 

 あぁ、綺麗やなぁ。

 

 

 ・・・・ガサ、ガサ、ガサ(肘が当たる音)・・・

 

 

 景色、景色・・・。

 

 あかん、もう日が暮れてきた。

 

 ・・・真っ暗や(涙)

 

 

 

こうなると、本にも集中できません。

 

目を閉じて、今感じられる嬉しいことや

楽しいことを思うようにしました。

 

 

 

 ・・・そういえば、

 

 4、5年前までは、東京へは夜行バスで行ってたんやなぁ。

 

 それが今では、普通に新幹線に乗ってる。

 あの頃に比べたら随分豊かになったもんや。

 

 新幹線は2時間ちょっとで着くから、

 夜行バスに比べたらあっという間やな。

 

 この座席は坐り心地もいいし、脚も伸ばせる。

 満員なのに坐れて良かった。

 それだけでも、ありがたいな。

 

 いつか、こうやって定期的に

 東京や色んな都市へ行くのもいいなぁ。

 

 何日間か宿泊して、

 東京のどこかで施術をするのも楽しいやろなぁ。

 

 沢山の人の前でセミナーをするのもおもしろそうやなぁ。

 何を話そかなぁ。何を伝えよかなぁ。

 話せることも、伝えることも、なんぼでもあるなぁ。

 

 いつか、本を書くのもええなぁ。

 わかりやすくて、おもしろくて、タメになる本。

 何を書こうかなぁ・・・ニヤニヤ。

 

 

 

そんな妄想をしていたら、

いつの間にか肘が当たらなくなりました。

 

目を開けて隣の様子をそっと窺うと、

パソコンをやめて書類を眺めている様子。

 

 

 

 あぁ、良かった。

 

 これで一安心。

 

 よし、落ち着いて本読も。

 

 

 

私が本の世界に戻るころには、

隣の女性はスヤスヤと夢の中でした。

 

 

 

 望まないことを体験してはじめて、

 自分が何を望んでいるのかがわかる。

 

 

 望まない現実と対峙しない。

 

 

 望まないことよりも、望むことを考える。

 

 

 「ああすれば良かった、こうすれば良かった」と、

 過去を振り返って後悔しない。

 

 

 出来事、人、物の良い面や好ましい面を探して、

 そこだけを見るようにする。

 可能であれば、そこに感謝をする。

 

 

 今いる場所で、

 「明るくていい気分になるにはどうすればいいか」を考える。

 

 

 ホッとする思考を選ぶ・・・などなど。

 

 

 

細かいことでイライラしがちな私でしたが、

こういう思考をするようになってから、

多くの場面で楽しく過ごせるようになりました。

 

 

今回も最終的には快適に過ごせました。

 

 

気が向いた方はどうぞお試しください。

 

 


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

カレンダー

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

プロフィール

ブログ内検索

リンク

最近の記事

カテゴリー

過去の記事

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)
アミ小さな宇宙人 (徳間文庫) (JUGEMレビュー »)
エンリケ・バリオス
アミの優しい言葉の全てに、宇宙の真理があふれています。読むたびに新しい発見があり、何度読んでも心に響きます。アミに逢いたいなぁ。

おすすめ

メッセンジャー―ストロヴォロスの賢者への道
メッセンジャー―ストロヴォロスの賢者への道 (JUGEMレビュー »)
キリアコス・C. マルキデス
世界一のヒーラーと呼ばれたダスカロスについて書かれた本。最初は用語が難しくて読みにくく感じますが、読み進めていく内にダスカロスの魅力に引き込まれていきます。出来ることなら生前にお会いしたかった。スピリチュアル初心者にも上級者にもおすすめです。

おすすめ

ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる-
ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる- (JUGEMレビュー »)
エックハルト・トール
「いまに在る」とは?それを教えてくれる名著です。

おすすめ

シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ―真実の愛であなたが変わる
シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ―真実の愛であなたが変わる (JUGEMレビュー »)
トニー オーツセン
人は何の為に生まれて来たのか?死んだらどうなるのか?迷いの中にいた時に出会った本です。シルバーバーチが私の人生観を大きく変えてくれました。白樺の名前はここからいただきました。

おすすめ

Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章 (朝日文庫)
Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章 (朝日文庫) (JUGEMレビュー »)
河合 隼雄
我が子と接することに悩む方、誰かを教育する立場にある方、親との関係に悩む方は手に取ってみてください。きっと肩の荷がおりますよ。

おすすめ

おすすめ

ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]
ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD] (JUGEMレビュー »)

甘くて切なくて悲しくて優しい物語。エンディングで流れる、くるりの『ハイウェイ』が心に沁みます。

コメント

トラックバック

その他

ブログを携帯で読む

qrcode