動的な発生学

先日、一緒にオステオパシーを学んでいた仲間と

久しぶりに電話で話しをしました。

 

内容は、2014年のセミナーで

レイモンド・ガッサー博士から学んだ発生学について。

 

当時はチンプンカンプンだった内容も、

今では随分と理解できるようになりました。

 

「よくがんばった、成長したもんだ」と

お互いに自画自賛です(笑)

 

 

オステオパシーでは「動的な発生学」が重要視されます。

 

動的な発生学とは、

拡大・成長しながら全身の各器官がつくられていく、

その動きを知ることです。

 

なぜそれが重要なのかというと、

大人の体内にもそういう「発生の力」が残っているから。

 

そして、施術中の術者の手に感じられる身体の動きは、

拡大・成長していく発生の動きとよく似ているから。

 

私が師事した先生の多くは、

ご自身のそういう感覚をもとに

理論と技術を教えてくださいました。

 

 

今の私が日々の施術で感じているのは、

全身の液の流れや動きのようなもの。

 

もしかしたら発生の動きを感じているのかも知れませんが、

まだ私の中で両者は明確につながっていません。

 

まぁ、いつかどこかのタイミングで、

つながってくるのだろうと思います。

 

 

私の場合、発生学にしても解剖学にしても

動画で観る方が分かりやすくて好きなので、

DVDやYouTubeを活用しています。

 

こういう動画はイメージの助けになりますね。

 

興味がある方はご覧になってみてください。

 

 

 

 

 

こういう分かりやすい動画があるのは、

本当にありがたいですね。

 

 


骨盤隔膜

「骨盤隔膜(こつばんかくまく)」とは、

骨盤底(こつばんてい)にある筋群の一部です。

 

 

イラスト解剖学』という本のイラストを真似て描いてみました。

 

 

 

 

 

骨盤隔膜は「肛門挙筋(腸骨尾骨筋、恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋)」と

「尾骨筋」から形成される膜状の筋肉で、

お椀のような形をしています。

 

 

 

 

施術では、ここを調整することもよくあります。

 

 

先日来られたあるお客さまの身体を感じると、

左の骨盤隔膜に強くひかれました。

 

実際に触れてみると、とても硬い。

 

指で緩めようとしてもこれがなかなか緩まない。

厚いゴムの板のような感触です。

 

逆に右の骨盤隔膜はとても柔らかい。

 

こういう時は、局所から全体へと意識を拡げます。

 

骨盤隔膜に触れたまま全身を感じてみると、

横隔膜にひかれる。

 

「なるほど」と納得して、

骨盤隔膜から横隔膜へ移動。

 

そして、しばらく横隔膜を調整。

 

そのまま骨盤を感じてみると「いい流れ」を感じます。

 

横隔膜の解放を感じた後、

再び左の骨盤隔膜に触れてみると、

さっきの硬さが嘘のように柔らかくなっていました。

 

 

以前の記事にも書いた通り、

骨盤隔膜は横隔膜と連動して収縮します。

 

何度か貼り付けているこの動画をご覧ください。

 

 

 

 

こういう全身のつながりを目の当たりにすると、

身体への興味が自然にムクムクと湧いてきますね。

 

その結果、冒頭のイラストを描いたという次第です。

 

思っていた以上に時間は掛かりましたが、

良い勉強になりました。

 

やはり、学ぶ時は「やらなければ」よりも、

「やりたい!知りたい!」と思った時が、

絶好のタイミングです。

 

 

・・・いやいや。

 

 

これは学びに限らず、全てにおいてそうですね。

 

 


「源(ソース)」の目

6月末にブログを更新してから

もう5日も経ってしまいました(汗)

 

いつも見に来てくださっているみなさま、

本当にありがとうございます。

 

今日は「身体的な問題を持っている人に何をしてあげられるのか?」

ということについて、エイブラハムの言葉を中心に書いてみたいと思います。

 

私のような仕事をされている方、

医療や介護に携わる方、

仕事に限らず誰かをサポートしている方にとっては、

非常に大きなテーマですね。

 

 

 

 あなたがたはもともと元気で、

 完全に健康で、完璧な身体でいることが自然なのだ。

 

 それ以外の状態を経験しているのは、

 あなたがたの思考のバランスが望むことではなく

 望むことが実現していないほうに傾いているからだ。

 

 

      ———『お金と引き寄せの法則』より

 

 

 

私が教えを受けた先生の一人はこう仰っていました。

 

 

 ヘルス(健全)は常にある。

 

 完璧な身体のブループリント(青写真)は常に存在している。

 

 オステオパス(オステオパシーを行う施術者)は、

 そのブループリントがどう現れるのかを

 感じることによって支点となり、

 患者の身体が本来あるべき姿に戻るのを助けることができる。

 

 

 

再び、『お金と引き寄せの法則』より。

 

 

 他人の不満の共鳴板になっていたら、

 相手を助けることは絶対にできない。

 

 その人たちが望むはずの姿をその人たちに見ること、

 それがあなたにできるいちばん価値のあることだ。

 

 —中略—

 

 全力を上げて相手が調和を回復するところを想像しなさい。

 

 誰かのために役に立つのは、

 その人のことを考えて

 明るくていい気分になれるときだけだ。

 

 不安なく相手を愛しているなら、

 あなたは相手の役に立っている。

 

 いっしょにいて楽しいなら、

 相手の力になっている。

 

 相手が成功すると予想しているなら、

 相手の力になっている。

 

 言い換えれば、あなたの「内なる存在」と

 同じ見方で相手を見られるなら、

 そのときにのみ、あなたは相手の役に立てるわけだ。

 

 

 

これは、オステオパシーや

治療の世界に限ったことではありませんね。

 

どんな人や出来事の中にも

プラスの面や心地よい面を探せるようになったら、

「内なる存在、源(ソース)」と

同じ見方でこの世界を見ているということ。

 

 

 

 自分の世界を「源(ソース)」の目で見る眺めほど、

 素晴らしいものはない。

 

 すべてが見通せるこの波動の見晴らし台に立てば、

 世界のなかでこれこそ最高と感じるものとだけ調和する

 ——したがってそれを引き寄せる——プロセスが始まる。

 

 

 

「健全を探せ」とは、

オステオパシーの創始者、A.T.スティルの言葉です。

 

 

 ・・・そうか!

 

 

 「健全を探す」ことはつまり、

 「源(ソース)」と同じ目で相手を見るということか。

 

 

エイブラハムのおかげで、

「健全を探せ」という言葉の理解が少し深まった気がします。

 

 

いつも「源(ソース)」の目で世界を見られるように。

 

 

そう心がけたいと思います。

 

 


「先生、仕上げをお願いします」

去年の夏ぐらいだったと思います。

 

今の施術のやり方に興味を持ったウチの奥さんに、

私がやっていることの大まかな部分を伝えました。

 

元々感覚が鋭い人なので、

好みのやり方だったのでしょう。

 

説明した後にやってもらうと、かなりいい感じでした。

 

 

それからは2〜3カ月に1回ぐらい、

本格的に調子が崩れる前に施術をしてもらっていて、

昨日の仕事の後にもお願いしました。

 

身体に触れてもらうと、

左半身(特に左肩)が頭の方へ上がり、

右半身は逆に足の方へ少し下がって、

顎の下端が左の方へずれていく。

 

(受けている私の体感です)

 

それから彼女の感覚にまかせて30分ほど調整してもらうと、

全身の流れが徐々に落ち着きはじめました。

 

もう少し馴染むまで、このまま仰向けで休んでいよう。

 

 

そう思っていたら、

 

 

「先生、仕上げをお願いします」

 

 

とウチの奥さんの声。

 

 

その後、ベッドに飛び乗ってきたニコちゃん。

 

 

ベッドから私の左肩に移り、

首までてくてくと歩いてきました。

 

そして喉の下の方、胴体にほど近いところにある凹み

(胸骨の頚切痕のすぐ上)にちょこんと乗ると、

そのまま動かなくなりました。

 

 

いつもならヒゲやホクロをクチバシでつついたり、

顔の上やらあちこちを移動するのですが、

この時はどこもつつかず、足の位置も一切変えず、

ただ首の上でじっとしていました。

 

(ウチの奥さんによると、時々あくびをしていたそうです)

 

手のひらで寝る時以外、

人の身体の上でこんなにじっとしていたことはありません。

 

「なんでやろ?」と不思議に思いつつも、

こんなチャンスは滅多にないので、

首に乗ったニコちゃんの重さと体温を静かに味わうことに。

 

 

5分ほどの至福の時間。

 

 

24グラムのニコちゃんが立ったまま静止している間に、

私の首と頭がじわじわと動き出しました。

 

その動きが止まる頃、

ニコちゃんは自分ですたすたと退場。

 

それからしばらく安静にしていると、

全身のバランスがしっくりと馴染みました。

 

 

ニコちゃんがおとなしく乗っていたところは、

ウチの奥さんも最後まで気になっていた部分だったそうです。

 

 

「すごいなぁ、ニコちゃん!」

 

 

と、大いに驚いた一コマでした。

 

 

・・・で、

 

 

「ニコちゃん、もう1回やってみて!」

 

 

「・・・ガシ!ガシ!」

 

 

いつも通りヒゲとホクロをつつかれました(笑)

 

 

 

 

 

ウチの奥さんとニコちゃん先生、

どうもありがとうございました。

 

 


感じ方

 

「母胎の中に帰ったようでした」

 

 

施術を受けた後にそう仰ったのは、

70代の男性のお客さま。

 

 

「なぜ『母胎』だと感じたんですか?」

 

 

そうお聞きすると、

思考が全く浮かんでこなかったからだそうです。

 

 

「思考とは主に過去がつくるもの。

 赤ちゃんというのは過去がないから、

 きっと母胎の中にいた時には、

 こういう感じだったんじゃないでしょうか」

 

 

というような説明をしてくださいました。

 

なるほど。

 

おもしろい感覚ですね。

 

 

 

90代、女性のお客さまです。

 

施術の途中から、身体を前方にくの字に曲げ、

下にある穴の中に入っていく感覚がしていたそうです。

 

 

「◯◯さん、ゆっくり目を開けて、

 ベッドから降りましょう」

 

 

目を開くと、天井が見える。

 

自分が仰向けに寝ていたことに驚いたと仰っていました。

 

 

 

60代、女性のお客さま。

 

ただ触れられているだけなのに、

身体に鈍くて強い痛みが出て、

次第にそれが消えていくのを感じたそうです。

 

3年前から定期的に来られている方ですが、

以前はただ気持ちいいだけで何も感じなかったのに、

ここ最近はそういうのを感じられるようになって、

「ちょっと怖い」と仰っていました。

 

 

実は私自身もそうで、

以前は施術を受けても

そういう不思議な感覚はありませんでした。

 

ですが、オステオパシーの研修などで

参加者とペアを組み施術を受けているうちに、

触れられているだけなのに自分の身体の中が動いていく感じや、

鈍い痛みが出て消えるなどの感覚を感じられるようになりました。

 

時には、手を離された後でも、

身体がゆっくり動き続けることもありました。

 

こういう現象を感じられるのは、

身体感覚が研ぎ澄まされてきている証拠だと

私は思っています。

 

 

 

「施術中は静かにしていた方がいいですか?」

 

 

時々聞かれます。

 

黙って受けてもお話をしながら受けても、

どちらでも構いません。

 

ご自身の好きに受けられるのが一番だと思います。

 

 

お客さまの中には、

話をすることで自分の考えが整理されたり、

気持ちが楽になるという方もおられます。

 

30代のある男性のお客さまは、

施術を受けながら、今自分が考えていることや

新しい事業のアイデアなどを話すことで、

身体のバランスと同時に思考のバランスも

一緒整っていく感じがすると仰っていました。

 

 

 

私自身はどうかというと、

黙って受ける方が好きです。

 

施術を受けながら、

自分の身体の中の動きや変化を感じるのが好きです。

 

時には、言葉が「ポン!」と湧いてくることもあります。

 

 

特に印象的で今でもよく覚えているのが、

ある研修の中で講師の先生に触れられた時のことです。

 

それは、ほんの数分間の出来事でした。

 

その先生が私の足首に触れた途端、

身体の中身が全て液体のよう溶け、

やがてその液体が微細な波になって、

全身の中を頭から胴体から手から足まで

「ザザザザ〜」と満遍なく行き渡るように動き出す。

 

自分の身体が人のカタチをしたペットボトルになって、

その中を液体がただ均質に動いているという、

そんな感覚。

 

不思議な体験でした。

 

 

 

受け方も感じ方も人それぞれ。

 

 

私は色々あっていいと思います。

 

 


エアタバコ

 

「最近、50年吸っていたタバコをやめたんです」

 

 

そう報告してくださったお客さまは、

1920年代生まれ。

 

日に5本ほど吸っていたタバコをやめたおかげで、

痰が出なくなったそうですが、

ここのところ息がつまるというか、

深い呼吸ができないと仰っていました。

 

 

 

私がタバコをやめたのは、いつだったかなぁ。

 

思い返してみたら、もう13年も前。

2004年の春でした。

 

当時は会社勤めで営業職。

タバコは毎日1箱以上吸っていました。

 

年をとるにつれ、自分の身体の中も外も

灰皿の匂いがしているような気がして、

「これはまずいなぁ」と思ってやめました。

 

10年以上吸っていたタバコをやめるのは

かなり大変だろうと覚悟していましたが、

私の場合は意外にあっさりとやめられました。

 

 

 

落ち着いてタバコを吸う時って、

肺の奥まで深く深く吸い込んで、

口から「ふーっ」と長い煙を出すんです。

 

よく晴れた空に、

吐き出したタバコの煙が消えていく。

 

その様子を眺めながらの一服は、

本当に心地いいものでした。

 

 

それを思い出しながら「振り」でタバコを吸う。

 

振りでやってみても、これまた心地いいんです。

 

やめた当初は、

タバコが恋しくなったら吸う振りをして

要求を満足させていました。

 

 

 

このお客さまが吸っていたのは巻きの強いタバコで、

深く吸い込まないと煙が入ってこなかったそうです。

 

日にたった5本ぐらいしか吸わないということは、

何かをしながらのタバコではなく、

1本ずつを大事に吸うタバコだったと思います。

 

つまり、この方がタバコを吸う時には、

横隔膜などの呼吸に働く筋肉が、

大きく使われていたということですね。

 

深呼吸をする時のように。

 

ところが、タバコをやめたことによって、

深い呼吸をする習慣がなくなり、

呼吸に働く筋肉を大きく動かす機会もなくなった。

 

 

呼吸に使われる筋肉の衰えは、

全身の機能に影響します。

 

 

何度も紹介している、この動画をご覧ください。

 

 

 

 

・・・というわけで、

そのお客さまにもエアタバコをおすすめすると、

「あぁ、なるほど」と笑顔で納得されていました。

 

 

 

タバコを吸う時のように、

肺の奥まで深く深く息を吸い込む。

(ただし、口ではなく鼻から)

 

深く吸い込んだら、

口からタバコの煙を出すように

「ふ〜〜〜っ」と長い息を吐き出す。

 

タバコを吸っている方や禁煙した方は、

タバコを挟む2本指をエアでつけてもいいですね。

 

 

 

これを書きながらやってみても、気持ちよくなりました。

 

 

「落ち着いて吸うタバコには、

 深呼吸の効果があったんだなぁ」

 

 

このお客さまのおかげで、良いことに気づけました。

 

 

ありがとうございます。

 

 


腰式呼吸

この間、たまたま朝のラジオを聴いていたら、

ゲストで歌手の由紀さおりさんが出演されていました。

 

番組の中で話しておられたのは、

母の日コンサートの案内と、

喉のケアや歌う時の呼吸について。

 

この時に仰っていたのは、

息を「腰に入れる」こと。

 

「息を吸う時は、お腹を膨らませるんじゃなくて、 

 丹田に意識を置いて、腰の筋肉をふくらませるんです」

 

実際にMCの方が由紀さおりさんの腰を触ったら、

吸気に合わせて腰の筋肉が大きくふくらんだと

驚いておられました。

 

 

そう言えば、私が趣味でお芝居をしていた時にも、

演出家の先生が同じことを仰っていました。

 

 

「息を吸った時に、

 お腹じゃなくて腰をふくらませる」

 

「・・・?」

 

 

ちょっとイメージしにくいですよね。

 

 

私なりにこの呼吸法について考えてみました。

 

 

以前にご紹介したこの動画を見ると、

「腰をふくらませる」「腰に息を入れる」を

イメージしやすいと思います。

 

 

 

 

動画を見ていただくとわかる通り、

息を吸う時には骨盤が後ろに傾き、

息を吐く時には骨盤が前に傾きます。

 

息を吸って骨盤が後傾すると、

それにつられて骨盤の上部についている筋肉が伸びます。

 

動画にはありませんが、この時に伸びるのが、

腰方形筋(ようほうけいきん)という筋肉です。

 

 

下の画像で色がついているのが腰方形筋。

 

肋骨の最下部(第12肋骨)と、

骨盤の上部(腸骨稜)をつなぐ筋肉です。

 

 

 

 

腰方形筋の隣にあるのが大腰筋(だいようきん)で、

骨盤の内張りのような筋肉が腸骨筋(ちょうこつきん)です。

 

これらは腰痛にも関係する筋肉です。

 

両者ともに大腿骨まで伸びていますから、

腰だけではなく脚(股関節や膝など)にも影響する筋肉です。

 

 

腰方形筋は、横隔膜にもピッタリとくっついています。

 

「腰をふくらませる」とか、

「腰に息を入れる」という時に働くのは、

おそらくこの筋肉のことだと思います。

 

 

 

 

スネル臨床解剖学』によると、

腰方形筋は努力呼吸時の呼気に使われるとあります。

 

 

 〔努力呼吸時の呼気について〕

 

 努力して呼気を行うには前腹壁筋の収縮による強い力が用いられる。

 

 腰方形筋もまたその際に収縮し、第12肋骨をさげる。

 

 このような状況下では、肋間筋も収縮して

 肋骨をたがいに上下方向で近づけるとともに、

 第12肋骨に向かって下降させるように働くことが想像できる。

 

 下後鋸筋および広背筋もわずかではあるが

 呼気筋としての役割を果たすものと思われる。

 

 

 

ついでに、下後鋸筋(かこうきょきん)と、

 

 

広背筋(こうはいきん)です。

 

 

 

吸気で骨盤が後傾すると、

第12肋骨と骨盤との間隔が広がり、

腰方形筋が伸長する。

 

呼気で骨盤が前傾すると、

第12肋骨と骨盤との間隔が狭まり、

腰方形筋が短縮する。

 

筋肉は縮む時に力を発揮するので、

吸気の時に腰をふくらませて腰方形筋を伸ばすと、

伸ばした分だけ縮む幅も広がって、

長く強い息が吐ける(=長く強い声が出せる)。

 

 

「腰をふくらませる」

「腰に息を入れる」ことの意図は、

つまりそういうことなのだと思います。

 

 

 

では、なぜ「腹式呼吸よりも腰式呼吸なのか?」という点について。

 

吸気でお腹をふくらませることを意識すると、

骨盤が前へ傾こうとします。

 

この動きは、吸気時の

自然な骨盤の動き(後傾)とは逆の動きです。

 

意識してお腹をふくらませる力と、

無意識で骨盤が後傾する力。

 

両者の相反する力が骨盤にかかると、

骨盤の動きがロックされ、息が入りきらなくなります。

 

単純に吸気でお腹だけをふくらませる呼吸と、

吸気で骨盤が自然に後傾するのを

誇張するように腰をふくらませる呼吸。

(腰に息を入れる時にもお腹は少しふくらみます)

 

どちらの方がより深く息が入るか?

 

実際にやってみると、その違いがよくわかりました。

 

 

更に、呼気で骨盤が自然に前傾していく動きを意識する

(誇張せずに観察するだけでいいと思います)と、

吐く息の「伸び」が感じられます。

 

坐っている時は骨盤の動きが固定されやすいので、

骨盤が自由になる立位で行うとよりわかりやすいと思います。

 

 

 

あと、「丹田に意識を置く」ことついて。

 

骨盤という空間の中に仮想の点(≒丹田)を置くと、

それが動きの軸になるので、呼吸とともに

前・後傾する骨盤の動きを捉えやすくなると感じました。

 

あくまでも、個人的な体感です。

 

 

 

・・・と、長々と説明をしましたが、

由紀さおりさんほどの歌い手から

「息を吸う時は腰をふくらませるのよ」と言われたら、

もうそれだけで十分に説得力がありますね。

 

ちなみに、ネットで由紀さおりさんを

調べてみると、1948年生まれ(!)でした。

 

60代後半であの声を出せるなんて、

本当に素晴らしいです。

 

喉も非常に大切にしておられるそうで、

やはり大切にしたものは活きますね。

 

 

大きな声を出す時、声をはっきり通したい時、

歌う時、司会をする時、お芝居をする時など、

「腰に息を入れる」を意識してみるといいと思います。

 

試しに、カラオケで腰に息を入れて歌ってみたら、

いつもより張りのある声が出た・・・ような気がします。

(あくまでも本人調べ)

 

個人的には、腰痛の予防にもなると感じました。

 

 

腰式呼吸(なんて言葉は多分ありませんが)、

みなさまどうぞお試しください。

 

 


門脈系の側副路

少し前に書いた記事の中で、

口から飲んだ薬の経路をこのようにご紹介しました。

 

 

イラスト解剖学』より

 

 

 口から飲んだ薬は消化管から吸収されて静脈に入る。

 消化管の静脈は門脈を経て肝臓に向かうので、

 吸収された薬も肝臓に送られる。

 

 肝臓は代謝に働くため、多くの薬成分は分解されてしまうが、

 分解されにくい薬成分は肝静脈から下大静脈を経て心臓に至り、

 肺を通り越して再び心臓に戻った後、動脈系で全身に運ばれる。

 

 

 

この経路は食べ物も全く同じです。

 

口から入ったものは胃腸で消化され、

そこで吸収された栄養素や不要物は、

静脈に乗って肝臓へと運ばれる。

 

消化管から肝臓へと続く静脈は、

最終的には「門脈」という太い静脈に合流して肝臓へ注ぎます。

(胆嚢、膵臓、脾臓からの静脈も門脈に集まります)

 

肝臓は、門脈から運ばれた血液を代謝し、

栄養素などの必要なものは体内で活用できる形に変え、

不要なものは胆汁として排出する。

 

 

ところで、もし肝臓が病気になったら、

門脈へ集まるこれらの血液はどこへ向かうのでしょうか?

 

 

 

再び『イラスト解剖学』より

 

 

 門脈の血液は肝臓から下大静脈を経て心臓に韓流する。

 

 しかし、肝臓の病変(肝硬変など)によって肝臓の血行障害が生ずると、

 消化器や脾臓からの血液は肝臓に流入できず、

 うっ血を引き起こす(門脈圧亢進症)。

 

 このような場合のバイパスとして、

 肝臓を通らずに血液を還流する次のような経路があり、

 門脈の側副循環と呼ばれる。

 

 

 1.門脈ー奇静脈吻合

   門脈→胃冠状静脈/短胃静脈→食道静脈叢→奇静脈→上大静脈

 

 2.門脈ー直腸静脈吻合

   門脈→下腸間膜静脈→直腸静脈叢→内腸骨静脈→下大静脈

 

 3.門脈ー臍静脈吻合

   門脈→臍傍静脈→腹壁静脈→上大静脈/下大静脈

 

 4.門脈ー後腹膜静脈吻合

   門脈→上・下腸間膜静脈/脾静脈など

   →後腹膜静脈→腰静脈/左腎静脈など→下大静脈

 

 

 

なるほど。

 

 

「門脈」という太い道路が事故で通行止めになっていたら、

門脈へと続く細い道路(静脈)は大渋滞になる。

 

しかし、心臓へ帰りたい静脈血は、

そのまま停滞するのではなく元来た道を引き返して、

門脈以外の別ルートで心臓へ戻ろうとする。

 

このことから、門脈とそれに注ぐ静脈は、

両方向へ流れる構造(=弁がない)に

なっているということもわかります。

 

あと、別ルートが予め用意されているというのが、

身体のすごいところだなぁと思います。

 

 

更に引用つづきます。

 

 

 

 門脈血圧は約8mmHgと低いが、

 肝臓の血管抵抗が少ないため、

 毎分1.5リットルもの血流が注いでいる。

 

 ところが、肝臓の血管抵抗が上昇すると

 門脈血流が停滞し(門脈圧亢進症)、

 門脈を通るべき大量の血液が側副路に流れ込み、

 側副静脈に怒張や静脈瘤が生じる。

 

 また、門脈は脾静脈により脾臓とも連絡するため、

 門脈圧亢進症で脾腫を起こすことも多い。

 

 

 【食道・胃静脈瘤】

 

 食道から胃上部(底部〜噴門部)の粘膜下静脈叢が

 怒張・蛇行したものを食道・胃静脈瘤という。

 破綻によって大出血を起こすので、

 不用意に内視鏡検査をするのも危険である。

 

 

 【メドゥサの頭:腹壁静脈怒張】

 

 門脈血が、臍傍静脈経由で腹壁静脈[胸腹壁静脈、

 上腹壁静脈、浅腹壁静脈、下腹壁静脈]に逆流して

 怒張・蛇行したものを腹壁静脈怒張という。

 

 臍を中心とする複雑な網状模様を示すため、

 ギリシャ神話のメドゥサの頭になぞらえる。

 

 

 【痔】

 

 門脈圧亢進症による静脈の怒張は

 直腸静脈叢にも起こり、痔症状を示す。

 直腸の静脈には弁がなく、うっ血を起こしやすいためである。

 

 直接的には下腸間膜静脈に連絡する

 上直腸静脈の分布域に直腸静脈瘤が出現。

 粘膜下層の静脈連絡から中直腸静脈や

 下直腸静脈の領域に波及して痔核を形成する。

 

 

 

前回同様、専門用語ばかりで読みずらい内容になってしまいました。

 

興味がある方は、「門脈 側副路」「門脈圧亢進症」などのワードで

画像検索をすると理解しやすいと思います。

 

 

毎分1.5リットルもの血流が門脈以外のルートに流れ込むのですから、

そら静脈瘤もできるし痔もできますね。

 

というより、肝臓の代謝がおこなわれないと、

身体中がおかしくなるのは当然です。

 

 

やはり、肝臓は大切にせなあきません。

 

というお話でした。

 

 


薬の経路

私たちが不調の時に服用するお薬。

 

これが、どういう経路で全身を巡るのか。

 

口から飲み込んで消化管に入った後、

どうやって目的の場所にたどり着くのだろう?

 

ある日、静脈について調べようと本をめくっていたら、

このことについてわかりやすく説明してあるページにめぐり合いました。

 

私もそこを読んで初めて理解できた気がしたので、

今日はご紹介したいと思います。

 

ただし、「わかりやすい」とは言っても専門用語だらけなので、

そういう単語に慣れていない方は読む気にもならないかも知れません。

 

興味がある方だけ読んでみてください。

 

 

 

イラスト解剖学』より

(下記は第6版から引用しました)

 

 

 ふつう、投与された薬は血流によって全身に送られる。

 この際、静脈系の果たす役割は大きく、

 その全体像を把握しておくことはきわめて重要である。

 また、静脈系の全体像を把握しておくと、

 いくつかの病態を理解するうえでも役立つ。

 

 

 【経口投与】

 

 口から飲んだ薬は消化管から吸収されて静脈に入る。

 消化管の静脈は門脈を経て肝臓に向かうので、

 吸収された薬も肝臓に送られる。

 

 肝臓は代謝に働くため、多くの薬成分は分解されてしまうが、

 分解されにくい薬成分は肝静脈から下大静脈を経て心臓に至り、

 肺を通り越して再び心臓に戻った後、動脈系で全身に運ばれる。

 

 このため「肝臓で分解されやすい薬」は

 経口投与では効果が期待できない。

 

 

 【静脈(内)注射と舌下錠】

 

 一般に、静脈注射は上肢の皮静脈で行われ、

 薬は腋窩静脈、鎖骨下静脈を経て上大静脈から心臓に入り、

 肺を通って心臓に戻された後、全身に送られる。

 

 このように、吸収された薬が肝臓を通る前に

 全身に送られるのは舌下錠でも同様である

 〔舌静脈→内頚静脈→上大静脈→右心→肺→左心→全身〕。

 

 なお、アリナミンなどの静脈注射を受けている最中に

 「薬の匂い」を感じることがあるが、

 これは肺で呼気中に出てきた薬成分を鼻腔が感じるためである。

 

 

 【坐剤(坐薬)】

 

 肛門に挿入された坐剤は直腸下部の粘膜から吸収される。

 直腸下部からの静脈血は下直腸静脈などから

 内腸骨静脈を経て下大静脈に送られる。

 

 このため、吸収された坐薬の成分は肝臓を通らずに心臓に送られ、

 肺から心臓に戻った後、動脈系によって全身に運ばれる。

 

 つまり「肝臓で分解されやすい薬」も

 坐剤ならば効果が期待できるといえる。

 

 

 

薬が全身を巡る経路についてはここまでなのですが、

静脈について面白い内容があったので、以下に引用します。

 

もう少しお付き合いください。

 

 

 

 【直腸癌の血行性転移】

 

 直腸の静脈分布を大まかに言うと、

 上部には上直腸静脈(→下腸間膜静脈→門脈)、

 下部には中・下直腸静脈(→内腸骨静脈→下大静脈)が分布する。

 

 このことは、直腸上部の癌の血行性転移は肝臓に多く

 (門脈を通るから)、直腸下部の癌の血行性転移は肺に多い

 (心臓を通り越して肺に入るから)ことの理由として理解できる。

 

 なお、骨盤部の癌には、腰静脈から

 椎骨静脈叢を経て脳に転移するケースもある。

 

 

 【エコノミークラス症候群】

 

 飛行機などで座ったまま脚を動かさずにいると、

 静脈内に凝血が起こりやすい。

 これが何かの拍子に血流で運ばれ、

 肺などの血管を詰まらせることがある(塞栓症)。

 

 ロングフライト症候群とも呼ばれ、

 手術などによる長時間臥床後に起こることもある。

 下肢の静脈は下大静脈に連絡しているため、

 凝血塊は肝臓に入らず、肺や脳に入って詰まる例が多い。

 

 また、腹部損傷の患者では

 下肢の静脈から輸血などを行うのも危険とされる。

 下肢の静脈と直接連絡する下大静脈から

 腹腔内に漏れ出すことがあるためである。

 

 

 

以上です。

 

静脈の経路をざっくり理解しておくのにも役立つ内容でした。

 

解剖学は難しい学問ですが、

仕組みがわかってくるとおもしろくなってきます。

 

そして、こういう小さな理解の積み重ねが、

日々の施術で大きな気づきにつながる。

 

これは、ここ数年で実感したことです。

 

この仕事で生きていけるのは、

本当にありがたいことだと思います。

 

 


痛みを追わない

6年ほど前から右手首に痛みがあり、

手首を完全に伸展(逆立ちをする時の曲げ方)できない。

力仕事が思うようにできないので困っているという20代の男性。

 

施術直後、手首の症状にほとんど変化なし。

可動域も変わらず、痛みも依然として残っている状態。

 

ところが、1ヶ月後に

2回目の施術を受けに来られた時には、

手首の症状は完全になくなっていました。

 

症状の変化は施術の翌日から起こり、

日を追うごとに良くなっていったそうです。

 

 

首の痛みで来られた40代の女性。

とにかく動かすと痛むという、寝違えのような症状。

 

施術の直後は、少しまし程度に症状が改善。

 

1ヶ月後に別の症状で来られた時に

「前回の首はどうですか?」とお聞きすると、

施術の2日後に完全に良くなったそうです。

 

 

ひどい腰痛で来られた70代の男性。

腰を曲げる時と、そこから身体を伸ばす時に激痛。

ズボンや靴下の脱ぎ履き、床のものを拾うことがしにくい。

 

1回目の施術の後で少し改善。

1週間後におこなった2回目の施術の数日後、

腰の痛みが8割がた改善したそうです。

 

 

歩行時に太ももの外側に痛みが出るという70代の女性。

その後に来院された時にお聞きすると、

施術の3日後から歩く時の痛みが無くなったそうです。

 

 

「受けた直後はゆるんだ感じだけで

 変化はよくわからないんですが、数日後や何週間かして、

 あれ?そういえば治ってる!って気づくんです」

 

あるお客さまはそう仰っていました。

 

 

 

「施術の直後に痛みや不快な症状が消える」

 

 

お客さまにとっても施術者にとっても、

これほど嬉しいことはありません。

 

しかし、痛みをその時その場で無くそうとすると、

症状がある場所にズームインし過ぎて、

身体全体を感じられなくなってしまいます。

 

身体全体がどうなっているのか、

自分がどこにいるのかが分からなくなってしまう。

 

まるで迷子になったように。

 

あくまでも、私の場合です。

 

 

また、痛みを追う施術をすると、その症状が消えるまで

身体に何らかの刺激を与えて変化を促し続ける、

というパターンにはまることもあります。

 

「ここ、まだ痛みますか?」

 

「はい」

 

(そこになんらかの手技を入れる)

 

「どうですか?」

 

「まだあります」

 

(再び、手技を入れる)

 

「どうですか?」

 

「まだちょっと」

 

・・・・これの繰り返し。

 

時には、これが身体にとっては過度な負担になり、

治療のつもりが逆にダメージを

残してしまうことにもつながりかねません。

 

 

 

 Find it, fix it, and leave it alon. —— A.T.Still

 

 「それ(病変)を見つけ出し、治療したら、後は放しておきなさい」

 

オステオパシーの創始者、 A.T.スティルの言葉です。

 

 

 

施術者が、その人にとって今必要だと感じた施術をし、

瞬間瞬間で全身がどう変わっていくのかを冷静に観察する。

 

これには、施術者自身が

「自分を信じている」ことが大前提となります。

 

 

自分が学んできたこと。

実践してきたこと。

沢山のお客さまの身体に見せていただいたこと。

自分の手や身体が今感じていること。

 

 

これら全てを信じるに足る自分であり続ける必要があります。

 

 

今の自分はどうだろうか?

信じるに足る自分だろうか?

 

 

私は、今の時点の自分を信じてはいますが、

これが最高で最善でないことも知っています。

 

これからも、楽しみながら向上していきたいと思います。

 

 


| 1/21PAGES | >>

カレンダー

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>

プロフィール

ブログ内検索

リンク

Amazon

最近の記事

カテゴリー

過去の記事

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

おすすめ

アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)
アミ小さな宇宙人 (徳間文庫) (JUGEMレビュー »)
エンリケ・バリオス
アミの優しい言葉の全てに、宇宙の真理があふれています。読むたびに新しい発見があり、何度読んでも心に響きます。アミに逢いたいなぁ。

おすすめ

メッセンジャー―ストロヴォロスの賢者への道
メッセンジャー―ストロヴォロスの賢者への道 (JUGEMレビュー »)
キリアコス・C. マルキデス
世界一のヒーラーと呼ばれたダスカロスについて書かれた本。最初は用語が難しくて読みにくく感じますが、読み進めていく内にダスカロスの魅力に引き込まれていきます。出来ることなら生前にお会いしたかった。スピリチュアル初心者にも上級者にもおすすめです。

おすすめ

ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる-
ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる- (JUGEMレビュー »)
エックハルト・トール
「いまに在る」とは?それを教えてくれる名著です。

おすすめ

シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ―真実の愛であなたが変わる
シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ―真実の愛であなたが変わる (JUGEMレビュー »)
トニー オーツセン
人は何の為に生まれて来たのか?死んだらどうなるのか?迷いの中にいた時に出会った本です。シルバーバーチが私の人生観を大きく変えてくれました。白樺の名前はここからいただきました。

おすすめ

子は親を救うために「心の病」になる (ちくま文庫)
子は親を救うために「心の病」になる (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
高橋 和巳
ショッキングなタイトルの本ですが、深く心に響く良書です。

おすすめ

Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章 (朝日文庫)
Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章 (朝日文庫) (JUGEMレビュー »)
河合 隼雄
我が子と接することに悩む方、誰かを教育する立場にある方、親との関係に悩む方は手に取ってみてください。きっと肩の荷がおりますよ。

おすすめ

ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]
ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD] (JUGEMレビュー »)

甘くて切なくて悲しくて優しい物語。エンディングで流れる、くるりの『ハイウェイ』が心に沁みます。

おすすめ

3 ON FREE
3 ON FREE (JUGEMレビュー »)
JAM&COOL
『星のカケラ』『想い夜空』『素敵なメロディー』名曲揃いのアルバムです。

コメント

トラックバック

その他

ブログを携帯で読む

qrcode