肺について

先日の『自分の声を聴く その2』という記事で、

自分の「今の呼吸」を感じることや、

肺の大きさや動きを意識することについて書きました。

 

 

今日は、前回とは別のイラストで

「肺」についての補足です。

 

 

※紫色の部分が肺です

 

 

このイラストだと、

肋骨と肺との関係をよりイメージしやすいですね。

 

 

肺は、ほぼ肋骨全体と同じ大きさで、

しかもその上部は、

第1肋骨と鎖骨よりも上にはみ出しています。

 

 

イラストには鎖骨が描かれていないので、

ウチのガイコツさんを撮りました。

 

第1肋骨と鎖骨との位置関係はこんな感じ。

 

 

 

 

 

あと、背中から撮った写真を見ると、

肋骨と肩甲骨との位置関係もイメージしやすいですね。

 

 

 

 

呼吸と共に、これら肺を囲む全ての骨格が動きます。

 

 

「背中の方の動きが感じにくい」という方は、

リュックサックを背負ってみてください。

 

リュックが触れている肩甲骨のあたりが、

呼吸と共に動くのを感じられると思います。

 

 

リュックサックを持っていない方は、

背もたれのある椅子に座って呼吸をしてみてください。

 

呼吸の度に、背もたれに当たる

自分の背中の動きを感られるはずです。

 

 

最後に、喉から肺につながる気管と、

肺の中に伸びる気管支のイラストです。

 

 

 

 

このイラストを見ると、気管と気管支は、

木の幹と枝を逆さまにした姿によく似ていますね。

 

 

 

 

世界中の木々は、

空気中の二酸化炭素を吸っては酸素を吐き出して、

私たちが吸う空気を綺麗にしてくれています。

 

 

 

 

そういう存在が自分の胸の中にもあると想像すると、

人間の身体のデザインってすごいなぁと改めて感じます。

 

 

上の2枚の写真は、私が大好きな木です。

 

 

この木を愛でるように、

自分の身体も大切にしようと思いました。

 

 


久しぶりに私の仕事について

Aさんが初めて来院されたのは、

第一子を出産されてから1年後のこと。

 

最初のお産には30時間ほどかかり、

それはとても苦しい体験だったそうです。

 

 

「どんなに大金を積まれても、

 もう出産はしたくないです(笑)」

 

 

その何年か後に第二子を妊娠されました。

 

Aさんは3〜4週間に1度のペースで

身体のメンテナンスに通われていて、

妊娠中も変わらずそのペースで定期的に施術を行いました。

 

最後に施術を行ったのは予定日の約2週間前でした。

 

 

数ヶ月後。

 

 

Aさんは元気な赤ちゃんと一緒に来院されました。

 

お聞ききすると、

2回目の出産は驚くほど安産だったそうです。

 

 

「お産のイメージがガラッと変わりました(笑)」

 

 

良かったですね。

 

 

 

 

 

 

約1年前から定期的に来院されているBさん。

 

 

1ヶ月前のことです。

 

イスの上に乗って高所の物を取ろうとしたら、

バランスを崩し床に転倒。

 

頭と腰を強く打って、

しばらく仰向けのまま動けなかったそうです。

 

病院での診断は、骨盤の真ん中にある

「仙骨(せんこつ)」の骨折でした。

 

 

Bさんが施術のご予約を取られていた日は、

事故から10日ほど後です。

 

その時のBさんの症状は、

腰に鈍い痛みが常時あって、とにかく身動きがしにくい。

 

半月後に控えた引っ越しに大きな不安を感じておられました。

 

 

Bさんの様に身体に強い衝撃を受けると、

その瞬間に「うっ!」とか「はっ!」と

息が詰まります。

 

そうすると横隔膜の動きに制限が生まれる。

 

これは精神的なショックでも起こります。

 

 

横隔膜については過去の記事にもいくつか書きました。

 

お時間がある方はご覧ください。

 

 

首の痛みと横隔膜

 

リンパと横隔膜

 

呼吸と動き

 

腰式呼吸

 

エアタバコ

 

骨盤隔膜

 

 

Bさんの場合は、頭蓋骨を調整している時に

その動きの解放が起こりました。

 

頭に触れられているのに

横隔膜が突然大きく動き出したので、

とても驚いておられました。

 

 

その3週間後に来られたBさん。

 

まだ腰が痛そうです。

 

お話をお聞きすると、

前回の施術で腰がかなり楽になったので、

引っ越しの作業は無事に行えた。

 

・・・のですが、

 

今度は楽になったからと沢山歩き過ぎて、

また腰痛になったそうです・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

土曜日の深夜1時ごろ。

 

布団の中で目覚めた時には、

もう身動きが取れなくなっていた。

 

ご本人も何がきっかけなのかがわからない。

 

目が覚めたら・・・動けない。

 

 

その日の午後、

ご家族に身体を支えられて両手杖で来られたCさん。

 

重度のぎっくり腰です。

 

 

杖がないと立てないので、

玄関から施術室まではハイハイです。

 

とにかくどんな姿勢でも痛むので、

ベッドに移るのも一苦労。

 

なんとか仰向けになり、

両膝の下にクッションを入れた体勢で

やっと落ち着きました。

 

 

Cさんに施術をするのは4年ぶり。

 

4年前はCさんが一人で来院されたのを覚えています。

 

施術メモを確認すると

前回の主訴もぎっくり腰でしたが、

今回ほど酷くはなかったようです。

 

 

約1時間の施術を終えると、

ベッドから自力でなんとか起き上がれるようになり、

来られた時よりも背中が伸びて姿勢も良くなりました。

 

ただ、痛みはかなりあるようで、

ご本人はまだまだお辛そう。

 

 

「明後日の月曜日も辛いようなら、

 お仕事を休んだ方がいいかも知れませんね」

 

「月曜日は休めないんですよ・・・」

 

 

そして、月曜日。

 

夕方にメールをいただきました。

 

月曜日にはほとんど不自由なく動けるようになり、

お仕事も普通に行けたそうです。

 

 

嬉しいご報告をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

定期的ではありませんが、

年に7、8回程度来院されるDさん。

 

例年、冬は使い捨てカイロを使っているそうですが、

今年はカイロが必要だと感じなかったので、

あまり使わなかったそうです。

 

 

「今年の冬は特に寒かったはずなのに、不思議です。

 ここに通っているおかげでしょうか?」

 

 

と、Dさん。

 

 

わかりません。

 

でも、Dさんの身体が

元気になっていることだけは確かです。

 

 

 

 

 

 

JR奈良駅の観光案内所に置いてある

白樺整体院のチラシ。

 

 

1年ほど前。

 

東京から奈良へ観光に来て

たまたまそのチラシを手に取り、

施術を受けに来られたEさん。

 

 

つい先日も、はるばる奈良まで来てくださいました。

 

Eさんにお会いするのはこれで3回目ですが、

初めてお会いした時とは別人の様に

自由で幸せな人になっておられました。

 

 

 

 

 

 

私がやっていることとの

因果関係があってもなくても、

 

自分が関わった人が

元気になったり幸せになったりする姿に立ち会えるのは、

本当にありがたいことです。

 

 

この仕事を選んで良かったなぁと思います。

 

 


「ダブルT」の立ち方

今テレビなどで話題の

『骨ストレッチ』の本を読みました。

 

 

 

ゆるめる力 骨ストレッチ』 松村 卓 著

 

 

 

本の中で特に興味深かったのが、

「ダブルT」の立ち方というもの。

 

 

「ダブル」は両足。

 

「T」はなんなのかというと、下の写真をご覧ください。

 

 

 

 

左右の踝(くるぶし)をつないだラインが「T」の横棒で、

足の中指のラインが「T」の縦棒です。

 

この縦横ラインの交点(踵の前側)を

重心点にするというのがこの立ち方です。

 

 

※ちなみに、足の「ゆび」に使う漢字は「趾(し)」ですが、

 この記事では本に倣って「指」を使っています。

 この方が読みやすいですね。

 

 

踝はスネの骨(脛骨と腓骨)の末端だから、

ここに重心を置くと「骨」で立てる。

 

 

 

 

だから、ここに横棒が来るのは大いに納得です。

 

 

そして、中指のラインは足の中心線。

 

 

 

 

本の中では、「T」を書いた

2枚の紙の上に立つことをすすめています。

 

 

私の場合はイメージだけでやってみました。

 

腰幅ぐらいの自然なスタンスで立ち、

踝と中指の「T」のラインを意識してみる。

 

その交点に重心点をそっと置いてみる。

 

私の場合、膝はピンと伸ばさずに少しだけ緩めます。

 

 

立った感じは「どっしり」とはしません。

 

フワッとしています。

 

でも、フワッとしているのに

安定もしているという不思議な感覚。

 

非常に楽に立てました。

 

 

武道などでは「居着く動きは良くない」と言います。

 

私は武道については全くの素人ですが、

居着かない動きの入口というのは、

こんな感じなのかも知れません。

 

 

いつまででも立っていられそうな感覚になりました。

 

 

 

あと、歩く時には「T」の文字の縦ライン、

「中指」を意識すると良いそうです。

 

中指のラインを意識すると、

両足の向きはガニ股(外向き)ではなく平行になります。

 

私は以前の記事の中で

「少しガニ股で足の親指を意識して歩く」と書きましたが、

最近はもっぱら中指を意識した平行歩きを実験中です。

 

 

親指を意識して少しガニ股で歩くと、

親指や母趾球が地面に当たる感覚が心地よいし、

 

中指のラインを意識して平行に歩くと、

足の力が無駄なく前方へと向かう感じがおもしろいです。

 

蒲鉾型をしている「距骨(きょこつ)」という骨が、

スネの骨の下でスムーズに動く感じが心地いいですね。

 

 

 

この本は、紹介されているストレッチの数が

ちょうど良いボリュームだと思いました。

 

中身が多すぎると見るだけで圧倒されてしまうし、

逆に少くなすぎると物足りない。

 

その間のちょうど良い感じの内容ですね。

 

あと、どなたでも手軽にできるものばかりなので、

ずぼらな方にもオススメです。

 

本屋さんでもよく平積みされているので、

気になった方は手に取ってみてください。

 

 


ボディ・マッピング

 

ボディ・マッピング だれでも知っておきたい「からだ」のこと

 

 

「ボディ・マッピング」とは、

「脳の中にある身体の地図」のことです。

 

この地図が正確でないと、

本来持っているはずの動きの質(可動域や安定性など)を

発揮できなかったり、不調の原因にもなる。

 

 

少し前、この本についているDVDを観ました。

 

 

施術や治療の仕事をしている人は、

程度の差はあれども必ず「解剖学」を勉強しています。

 

学校やセミナーでも散々学びますね。

 

私も脳にはそこそこ入れたつもりで、

仕事では解剖学を頻繁に使っています。

 

でも、その知識を他人の身体には使えているけれど、

自分の身体には落とし込めていなかったなぁと、

DVDを観て気づかされました。

 

 

今回の記事では、一番わかりやすい「骨」で、

みなさんの「身体の地図」を少しだけ

アップデートできるような説明をしたいと思います。

 

(普通に解剖学を勉強された方はスルーしてくださいね)

 

 

 

例えば・・・

 

 

首の骨はどこから始まる?

 

 

 

 

七つある頸椎の最も上にある骨の位置は、

耳の後ろにあるグリグリ(乳様突起)のすぐ下です。

 

ペンで指しているのが頸椎1番。

 

 

 

 

写真で見るとよくわかりますね。

 

歯やアゴの後ろはもう首なんです。

 

 

首の正確な「始まりの位置」を身体に落とし込めば、

その可動性が向上するのはもちろんのこと、

頭の位置を一定に保つ時の安定性も増します。

 

 

 

肋骨のカタチについて。

 

 

 

 

鳥かごのような枠組みの肋骨の中に肺と心臓が入っていて、

肋骨は呼吸(肺の収縮と膨張)に合わせて上下します。

 

 

吸うと上がって、吐くと下がる。

 

その動きは「バケツのハンドル」によく例えられます。

 

 

肋骨は左右に各12本。

 

ネクタイのようなカタチの胸骨(きょうこつ)に

くっついている部分は、骨ではなくて軟骨です。

 

軟骨でできているから、呼吸に合わせて柔軟に動ける。

 

身体って、うまく設計されていますね。

 

 

横から見るとこんな感じ。

 

 

 

 

ご自分の左右の肋骨に両手を置いて、

呼吸をしてみましょう。

 

吸うと上がって(肋骨全体がふくらむ感じ)、

吐くと下がる(肋骨全体がしぼむ感じ)。

 

この動きを感じてみてください。

 

肋骨の動き方を知るだけで、

深い呼吸ができるようになります。

 

 

お時間がある方は、この動画もご覧ください。

 

呼吸と全身の動きとの関係を

より鮮明にイメージできると思います。

 

 

 

 

 

肩ついて。

 

 

「肩」を形成しているのは三つの骨です。

 

上腕骨(じょうわんこつ)、肩甲骨(けんこうこつ)、鎖骨(さこつ)。

 

実は、この三つの骨の中で、

体幹の骨格に「関節」としてつながっているのは、

鎖骨のみ、なんです。

 

ペンで指しているのがその関節。

 

胸鎖関節(きょうさかんせつ)といいます。

 

 

 

 

「肩や腕を動かす時には肩甲骨を意識すると良い」

 

というのをご存知の方は多いと思います。

 

 

その肩甲骨と同時に、

鎖骨と胸鎖関節を意識すると、

肩と腕の動きの質が更に良くなるはずです。

 

 

肩甲骨を後ろから見るとこんな感じ。

 

 

 

 

この三角形の骨が、上下・左右・斜めにスライドします。

 

 

 

腕について。

 

 

肘から手首にかけての部位を前腕(ぜんわん)といいます。

 

ここには橈骨(とうこつ)と

尺骨(しゃっこつ)という2本の骨があります。

 

親指側にあるのが橈骨で、小指側にある尺骨です。

 

 

 

 

手首を外側へ捻る(回外)と2本の骨が並列になり、

手首を内側へ捻る(回内)と2本の骨が交差します。

 

手首を捻る時に使われるのは、

肘のところで上腕骨と橈骨が関節している部分。

 

この時に動くのは橈骨で、尺骨は動かない。

(ペンで指している骨が尺骨です)

 

つまり、この手首を捻る時の動きの軸は、

小指側にある尺骨なんです。

 

 

 

 

 

日常生活でもスポーツでも、

手首を捻る動きって多いです。

 

 

文字を書く時、ドライバーなどの工具を使う時、

何かの蓋を開け閉めする時。

 

キーボードやマウスを使う時には、

ほとんど手首を内側に捻った(2本の骨が交差した)ままです。

 

 

テニスや卓球などのラケットを使うスポーツ、

野球、ゴルフ、バスケットボール、バレーボール、

ボクシング、格闘技、武道・・・などなど。

 

あとは楽器を演奏する時も。

 

 

手は一番よく動かす部位なので

挙げるとキリがありませんね。

 

 

そういう時に漠然と手首を捻るのではなく、

 

「小指側にある尺骨が軸なんだ」

 

と、脳にインプットしておくだけで、

動きの質が格段に良くなると思います。

 

 

ちなみに、肘の曲げ伸ばしに使われるのは

上腕骨と尺骨の関節です。

 

肘の尖った骨も尺骨の一部。

 

 

テニスやバドミントンの選手、

ゴルファー、野球のピッチャーなど、

手首、腕、肘をハードに使う方は、

こういう仕組みを知っておいて損はないと思いますよ。

 

 

 

骨盤と股関節について。

 

 

骨盤を正面から見たところ。

 

 

 

 

股関節はペンで指している位置です。

 

 

 

 

ビートたけしさんのギャグ

「コマネチ!」のラインの中程に股関節があります。

 

 

この辺りに手を触れながら歩くと、

股関節がモゾモゾと前後に動くのを感じられると思います。

 

股関節の正確な位置を知っておくと、

「歩く」「走る」の質が向上します。

 

 

骨盤を後ろから見たところ。

 

 

 

 

骨盤の真ん中にあるのが仙骨(せんこつ)で、その左右にあるのが、

恥骨(ちこつ)・坐骨(ざこつ)・腸骨(ちょうこつ)が

一体となった寛骨(かんこつ)という大きな骨。

 

 

ペンで指している部分が腸骨です。

 

 

 

 

この骨の前後にある突起(上前腸骨棘と上後腸骨棘)に触れながら歩くと、

それらの突起が歩行に合わせて動くのがわかります。

 

つまり、「寛骨も含めて脚なんだ」と意識すると

更に動きの質が向上するというわけです。

 

 

 

下腿について。

 

 

膝から踝(くるぶし)にかけての部分、

脛(すね)の骨は2本あります。

 

 

 

 

メインの太い骨が脛骨(けいこつ)。

 

「弁慶の泣き所」とはこの骨のことで、

内踝(うちくるぶし)は脛骨の下端です。

 

外側にある細い骨が腓骨(ひこつ)で、

外踝(そとくるぶし)はこの骨の下端です。

 

 

脛骨と腓骨。

 

どちらがより強い負荷に耐えられるのか、

重心を内と外のどちらにおけば良いのかは、

写真を見れば明らかですね。

 

 

 

脛と足の関係について。

 

 

両者の関係を簡単な線画にすると、

多くの人が「 L 」で描くと思います。

 

しかし、脛の下にある足の骨のカタチは

実は「アーチ」なんです。

 

写真を見ればわかる通り、

線画にするなら「アーチの上に縦棒がついている絵」が

本当のイメージに近い。

 

 

 

 

足が「アーチなんだ」と認識できると、

そのスプリング効果を「歩く」「走る」に

ちゃんと活かせるようになります。

 

 

 

ちなみに、手首も足首も細かな骨の集合体です。

 

 

 

 

 

こういう小さな骨と骨の関節が沢山あることで、

複雑な動きが可能になるというわけです。

 

 

 

最後に、重心について。

 

 

足の「アーチ」の上についている、脛の「縦棒」。

 

この「縦棒」が「アーチ」のどこに

どうくっついているのかを知っておくと、

身体本来の重心の位置がわかります。

 

 

脛の骨の延長線をペンで示しました。

 

 

 

 

ペンの位置は、左右の踝の真下、

踵の少し前あたりですね。

 

立つ時にこの重心の位置を意識すると、

立っているのが楽に感じられるようになります。

 

もちろん、動く時にも。

 

 

興味がある方は、

ボディ・マッピングの本などを手に取ってみてください。

 

 

自分の中の「身体の地図」を修正すると、

きっと、おもしろい発見がありますよ。

 

 


私の仕事

 

私の仕事について。

 

 

私の仕事は、縁あって来られたお客さまの

心や身体が元気になっていくための

「お手伝い」をすることだと思っています。

 

エゴや干渉ではない「いいお手伝い」をするためには、

私が「本当の自分」とつながっている必要があります。

 

 

「本当の自分」とつながる方法は、

「今この瞬間」を「いい気分」で生きることです。

 

 

お客さまに施術をしている時も、そうでない時も。

 

 

このブログで何度もご紹介している、

感情の22段階の1〜5ぐらいには存在していたいと思います。

 

(感情の22段階についてはこちらの記事をご覧ください)

 

 

 

 

誰かの「悪いところ」を見ても「いい気分」にはならないので、

施術中はあまりそういう部分は見ません。

 

悪いところは最初に少し確認する程度で、

後の時間は、身体やその人自身の良いところを感じたり、

自分の存在状態やお客さまの身体全体、

空間全体を感じたりしています。

 

 

お話が好きな方やお悩みがある方とは沢山会話をするし、

ただ静かに居たい方とは静かな時間を共有します。

 

いずれの場合にも、自分の中の心地よさを感じながら

今に存在するようにしています。

 

 

どんなに重い症状の方が来られても、

自分が責任を持って「治そう」とは思いません。

 

 

「自分の存在状態がベストであれば、

 相手の身体にも最善の影響が生まれる」

 

 

そのことを信じて、

私はただ「いい状態」で存在するだけです。

 

 

「治そう」

 

「治したい」

 

「治さなければ」

 

 

施術中にこういう思考をすると、

私の場合は心が苦しくなるし、

その場にいて楽しくないんですね。

 

そういう時にいい仕事はできない。

 

これは学びからも経験からも知りました。

 

 

 

 

もう7年も前のことです。

 

エドガーケイシー療法で有名な

福田高規先生の指圧講座に出たことがありました。

 

以下は過去の記事からの転載です。

 

 

 

 講座では、施術をする上で大切なことを教わりました。


 それは「自分を感じ続けること」でした。
 考えるのではなく感じること。

 

 では、何をどう感じるのか?

 

 自分のからだの「うれしい」や「かわいい」を感じるのだそうです。
 感じるのは「いい感じ」でもいいし、「光」や「愛」でもいい。
 色々考えずに、ただ自分のからだの感じを観じ続ける。


 そのように観じ続ければ、癒しは自動的に行われるのだそうです。

 

 福田先生は、指圧をする時も体操をする時も、
 「うれしいね〜」「かわいいね〜」を言い続けておられました。

 特に体操をする時は「うれしい!うれしい!」を連発しておられました。

 

 そうやって、自分の感じを観じ続けることによって、
 世界中の人々の心身を健康にしているのだそうです。

 

 

 

あと、指圧をする時には、

相手の身体を通り越して、地球の裏側の空に輝いている

「アルゼンチンの星」を押すように指圧をする、

とも仰っていました。

 

・・・と言っても、

決して強く押すわけじゃないですよ。

 

 

目の前の病変にとらわれず、大いなるものを意識する。

 

 

そのための方便に、

「アルゼンチンの星」はちょうどいいんでしょうね。

 

 

 

 

この講座を受けてから2年後に

私はオステオパシーに出合い今に至りますが、

この福田先生から教わった感覚が

今やっていることにとても近くて驚きました。

 

自分の身体にも相手の身体にも、

「うれしい」「かわいい」「いい感じ」「愛」「光」を

感じるというのは、「健全」を感じるということです。

 

オステオパシーの創始者 A.T.スティルの

「健全を探せ」という言葉ともつながります。

 

「アルゼンチンの星」も、局所にとらわれずに

身体や空間の全体性を感じる時の感覚に近いものがあります。

 

 

そして、エイブラハムの教えともつながります。

 

 

自分にも相手にも「健全を感じる」ということは、

「ソース(本当の自分、内なる自分)の目」で

自分と相手を見るということ。

 

 

 

 誰かのために役に立つのは、

 その人のことを考えて明るくていい気分になれるときだけだ。

 

 不安なく相手を愛しているなら、

 あなたは相手の役に立っている。

 

 いっしょにいて楽しいなら、

 相手の力になっている。

 

 相手は成功すると予想しているなら、

 相手の力になっている。

 

 言い換えれば、あなたの「内なる存在」と

 同じ見方で相手を見られるなら、そのときにのみ、

 あなたは相手の役に立てるわけだ。

 

 

 

「自分の存在状態を高める」

 

「問題や悪いところにフォーカスしない」

 

 

そういう意識で生きていると、

仕事でも人間関係でもきっとうまくいくと思います。

 

 

 

 


ハンナ・ソマティクス

先週の土日は整体院をお休みして、

ハンナ・ソマティクスのワークショップに参加してきました。

 

会場は、信貴山玉蔵院

 

 

 

 

「ハンナ・ソマティクス」とは・・・

 

 

当日いただいたレジュメには、

 

「こころ(脳)とからだ(筋肉)を統合するボディワーク」

 

とあります。

 

 

実は、私も知人の紹介で今回初めて

「ハンナ・ソマティクス」という存在を知ったのですが、

ワークショップを受けてみたら

まさにこの言葉通りだと感じました。

 

 

 

 

日々のストレスや、過去の出来事によるトラウマで、

私たちの筋肉は無意識に収縮(緊張)した状態になります。

 

それが更なる心身の不調につながっていくのですが、

なにぶん無意識に起こっているものなので、

自分自身で「緩める」というコントロールができない。

 

 

つまり、心と身体がつながっていない状態ですね。

 

 

この無意識レベル(脳幹)で起こっている筋肉の収縮を、

意識レベル(大脳皮質)での再収縮と弛緩を繰り返すことにより、

自分の肉体を自分でコントロールできるようにする。

 

 

(ハンナ・ソマティクスの詳しい説明はこちらをご覧ください)

 

 

ハンナ・ソマティクスのボディワークは、

身体の声を聴きながらゆっくりと行うものばかりなので、

瞑想をしている時に近い意識状態になりました。

 

オステオパシーの施術を受けている時の感覚にも似ています。

 

ワークが終わった後は、

自然に呼吸が深くなったり、

楽に坐ったり立てるようになる。

 

自分の身体が無意識で行っていた筋肉の収縮、

これがほぐれてきているのがよくわかりました。

 

 

本文とは全く関係ありませんが、この「虎まんじゅう」の顔は絶妙でした。

 

 

 

講師のエレノア先生は、

80歳とは思えない立ち姿。

 

瞳が澄んでいて、肌もツヤツヤの女性でした。

 

「自分で自分の身体をコントロールできるようになると、

 人は何歳になっても美しく在れるよ」

 

という良い見本でした。

 

彼女の声のトーンとテンポにも随分癒されました。

 

 

 

 

このボディワークを日々続けてみようと思います。

 

もう少し自分の身体に馴染んできたら、

必要なお客さまにはお伝えできると思います。

 

 

どうぞお楽しみに。

 

 


イラスト

マイ奈良11月号の原稿を現在製作中です。

 

 

毎回、文章を作った後に、

 

「これこれこういう絵を描いて欲しい」

 

と、ウチの奥さんに依頼して、

イラストを含めたデザイン全体を製作してもらいます。

 

 

今回の原稿の趣旨を説明して、

ウチの奥さんが最初に描いたイラストがこれ。

 

 

 

 

私は彼女のこういうセンスが好きで、

個人的にはこのままいっても全然オッケーなのですが、

入稿データはもう少し真面目なイラストでいくことになりました。

 

 

仕上がりをどうぞご期待ください(笑)

 

 


動的な発生学

先日、一緒にオステオパシーを学んでいた仲間と

久しぶりに電話で話しをしました。

 

内容は、2014年のセミナーで

レイモンド・ガッサー博士から学んだ発生学について。

 

当時はチンプンカンプンだった内容も、

今では随分と理解できるようになりました。

 

「よくがんばった、成長したもんだ」と

お互いに自画自賛です(笑)

 

 

オステオパシーでは「動的な発生学」が重要視されます。

 

動的な発生学とは、

拡大・成長しながら全身の各器官がつくられていく、

その動きを知ることです。

 

なぜそれが重要なのかというと、

大人の体内にもそういう「発生の力」が残っているから。

 

そして、施術中の術者の手に感じられる身体の動きは、

拡大・成長していく発生の動きとよく似ているから。

 

私が師事した先生の多くは、

ご自身のそういう感覚をもとに

理論と技術を教えてくださいました。

 

 

今の私が日々の施術で感じているのは、

全身の液の流れや動きのようなもの。

 

もしかしたら発生の動きを感じているのかも知れませんが、

まだ私の中で両者は明確につながっていません。

 

まぁ、いつかどこかのタイミングで、

つながってくるのだろうと思います。

 

 

私の場合、発生学にしても解剖学にしても

動画で観る方が分かりやすくて好きなので、

DVDやYouTubeを活用しています。

 

こういう動画はイメージの助けになりますね。

 

興味がある方はご覧になってみてください。

 

 

 

 

 

こういう分かりやすい動画があるのは、

本当にありがたいですね。

 

 


骨盤隔膜

「骨盤隔膜(こつばんかくまく)」とは、

骨盤底(こつばんてい)にある筋群の一部です。

 

 

イラスト解剖学』という本のイラストを真似て描いてみました。

 

 

 

 

 

骨盤隔膜は「肛門挙筋(腸骨尾骨筋、恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋)」と

「尾骨筋」から形成される膜状の筋肉で、

お椀のような形をしています。

 

 

 

 

施術では、ここを調整することもよくあります。

 

 

先日来られたあるお客さまの身体を感じると、

左の骨盤隔膜に強くひかれました。

 

実際に触れてみると、とても硬い。

 

指で緩めようとしてもこれがなかなか緩まない。

厚いゴムの板のような感触です。

 

逆に右の骨盤隔膜はとても柔らかい。

 

こういう時は、局所から全体へと意識を拡げます。

 

骨盤隔膜に触れたまま全身を感じてみると、

横隔膜にひかれる。

 

「なるほど」と納得して、

骨盤隔膜から横隔膜へ移動。

 

そして、しばらく横隔膜を調整。

 

そのまま骨盤を感じてみると「いい流れ」を感じます。

 

横隔膜の解放を感じた後、

再び左の骨盤隔膜に触れてみると、

さっきの硬さが嘘のように柔らかくなっていました。

 

 

以前の記事にも書いた通り、

骨盤隔膜は横隔膜と連動して収縮します。

 

何度か貼り付けているこの動画をご覧ください。

 

 

 

 

こういう全身のつながりを目の当たりにすると、

身体への興味が自然にムクムクと湧いてきますね。

 

その結果、冒頭のイラストを描いたという次第です。

 

思っていた以上に時間は掛かりましたが、

良い勉強になりました。

 

やはり、学ぶ時は「やらなければ」よりも、

「やりたい!知りたい!」と思った時が、

絶好のタイミングです。

 

 

・・・いやいや。

 

 

これは学びに限らず、全てにおいてそうですね。

 

 


「源(ソース)」の目

6月末にブログを更新してから

もう5日も経ってしまいました(汗)

 

いつも見に来てくださっているみなさま、

本当にありがとうございます。

 

今日は「身体的な問題を持っている人に何をしてあげられるのか?」

ということについて、エイブラハムの言葉を中心に書いてみたいと思います。

 

私のような仕事をされている方、

医療や介護に携わる方、

仕事に限らず誰かをサポートしている方にとっては、

非常に大きなテーマですね。

 

 

 

 あなたがたはもともと元気で、

 完全に健康で、完璧な身体でいることが自然なのだ。

 

 それ以外の状態を経験しているのは、

 あなたがたの思考のバランスが望むことではなく

 望むことが実現していないほうに傾いているからだ。

 

 

      ———『お金と引き寄せの法則』より

 

 

 

私が教えを受けた先生の一人はこう仰っていました。

 

 

 ヘルス(健全)は常にある。

 

 完璧な身体のブループリント(青写真)は常に存在している。

 

 オステオパス(オステオパシーを行う施術者)は、

 そのブループリントがどう現れるのかを

 感じることによって支点となり、

 患者の身体が本来あるべき姿に戻るのを助けることができる。

 

 

 

再び、『お金と引き寄せの法則』より。

 

 

 他人の不満の共鳴板になっていたら、

 相手を助けることは絶対にできない。

 

 その人たちが望むはずの姿をその人たちに見ること、

 それがあなたにできるいちばん価値のあることだ。

 

 —中略—

 

 全力を上げて相手が調和を回復するところを想像しなさい。

 

 誰かのために役に立つのは、

 その人のことを考えて

 明るくていい気分になれるときだけだ。

 

 不安なく相手を愛しているなら、

 あなたは相手の役に立っている。

 

 いっしょにいて楽しいなら、

 相手の力になっている。

 

 相手が成功すると予想しているなら、

 相手の力になっている。

 

 言い換えれば、あなたの「内なる存在」と

 同じ見方で相手を見られるなら、

 そのときにのみ、あなたは相手の役に立てるわけだ。

 

 

 

これは、オステオパシーや

治療の世界に限ったことではありませんね。

 

どんな人や出来事の中にも

プラスの面や心地よい面を探せるようになったら、

「内なる存在、源(ソース)」と

同じ見方でこの世界を見ているということ。

 

 

 

 自分の世界を「源(ソース)」の目で見る眺めほど、

 素晴らしいものはない。

 

 すべてが見通せるこの波動の見晴らし台に立てば、

 世界のなかでこれこそ最高と感じるものとだけ調和する

 ——したがってそれを引き寄せる——プロセスが始まる。

 

 

 

「健全を探せ」とは、

オステオパシーの創始者、A.T.スティルの言葉です。

 

 

 ・・・そうか!

 

 

 「健全を探す」ことはつまり、

 「源(ソース)」と同じ目で相手を見るということか。

 

 

エイブラハムのおかげで、

「健全を探せ」という言葉の理解が少し深まった気がします。

 

 

いつも「源(ソース)」の目で世界を見られるように。

 

 

そう心がけたいと思います。

 

 


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