息の吸い方

 

 一般的に鼻から入る空気は

 上方向に進むと考えられがちですが、

 実際は水平方向に進みます。

 

 次のエクササイズに挑戦してみましょう。

 

 

 1.鼻から入った空気は上方向に進むと

   イメージしながら空気を吸います。

 

   この簡単な行動にどれだけの緊張と努力を

   要すると感じるでしょうか?

 

 

 2.今度は息を吸うとき、

   鼻から水平方向に空気は進むとイメージします。

 

   先ほどより簡単に感じませんか?

 

   このように息を吸うと緊張は生まれません。   

 

 

  ———『身体のデザインに合わせた自然な呼吸法』より

 

 

 

1ヶ月ほど前に私はこの本を読んで

目からウロコが落ちました。

 

解剖図を見たらこんなに明らかなのに。

 

 

 

 

自分の身体に落とし込めていなかったんですね。

 

 

身体の仕組み(構造)を知れば、働き(機能)の質が変わる。

 

 

これは呼吸にも言えることです。

 

 

息を水平方向に吸ったらなんて楽なんでしょう。

 

そしてもちろん吐く時も。

 

 

 

ウチの奥さんにそれを伝えたら、

 

「え?知らんかったん?」

 

と一言。

 

 

もう1枚ウロコが落ちました(笑)

 

 


足の骨組み その2

 

足の骨組み」のつづきです。

 

 

この写真を見ていただくとわかるように、

私たちの足は小さなパーツの組み合わせでできています。

 

 

 

このパーツは全て関節になっていて、

関節になっているということは、

その部分に「動き」があるということです。

 

 

あとは、身体を使う私たちの「意識」が、

 

「足の小さなパーツにも僅かな動きがある」

 

ということを「知る」と、

知る前よりも身体を動かせるようになります。

 

 

関節を広げるとこんな感じです。

 

 

 

こういう細かい骨たちが、

着地のショックを吸収してくれたり、

足首や足指を動かす時にも協調しています。

 

 

「細かいこれらの骨組みが、

 自分の足のどの辺りにあるのか?」

 

 

これを知っておくとイメージしやすくなります。

 

 

 

まず右手の中指で、

右足の外くるぶしに触れてみましょう。

 

くるぶしのすぐ下にあるのが、前回の記事に書いた

「距骨(きょこつ)」(上の写真の 3 の骨)です。

 

そこから足の小指(小趾)の方へ優しく指を滑らせていくと、

骨の出っ張りに当たります。

 

ペンで指しているところがその骨の出っ張り。

 

 

 

別の模型で見てみましょう。

 

 

 

今、右手の中指が触れているのは、

上の写真の 14 と書いてある骨の一部です。

 

 

次は、左手の中指で、

右足の内くるぶしに触れましょう。

 

内くるぶしのすぐ下にあるのは、

先ほどと同じく 3 の骨、「距骨」です。

 

その距骨から足の親指(母趾)の方へ指を滑らせていくと、

また骨の出っ張りに当たります。

 

先ほどと同じように、くれぐれも

優しいタッチでおこなってくださいね。

 

 

 

「優しいタッチ」って?

 

 

それがどのくらいの「優しさ」かというと、

赤ちゃんの頬っぺたを撫でる時を想像してみてください。

 

それぐらい自分の身体を大切に思って

触れるぐらいの「優しさ」が理想です。

 

 

 

そういう優しい手が今触れているのは、

写真の中でペンが指している骨です。

 

 

 

別の模型で見ると、

今触れているのは 5 の骨の一部です。

 

 

 

 

再び全体像に戻りましょう。

 

 

 

 

左右の中指が触れている骨、

5 と 14 の位置を確認してみてください。

 

 

左手の中指が触れている 5 の骨の前に、

9 の骨があって、

 

9 の前にはそれぞれ

足指につながる細長い骨 101112 が伸びている。

 

 

一方、右手の中指が触れている

14 の骨の後ろには 6 の骨があって、

6 からは細長い 13 の骨も伸びています。

 

6 は と横に並んでいます。

 

 

写真を見ながら、ご自分の足に触れてみてください。

 

 

 

 

指で優しく触れるとそれぞれの骨を識別できますが、

プロの方以外はそこまでする必要はありません。

 

だいたいの位置関係がわかるだけでオッケーです。

 

 

そして、足指の根元(第3関節)はペンで指した位置、

番号だと 11 と 15 の関節です。

 

 

 

 

これらの骨の位置関係を、

ざっくりでいいので自分の足に落とし込む。

 

 

それから歩いてみてください。

 

 

前回の記事で書いた、

足首にある距骨の「かまぼこ形」も意識してくださいね。

 

 

 

どうですか?

 

 

 

構造を知る前や意識する前よりも、

足の細かいパーツが動いている気がしませんか?

 

 

このように自分の身体の構造を知って、

「その構造が身体の中にある」のを意識するだけで、

動きの質は確実に変わります。

 

 

散歩やジョギングなどの運動時はもちろん、

日々の通勤や買い物の時にもこういう意識を取り入れてみると、

意識と身体とのつながりが感じられておもしろいですよ。

 

 

「思考より身体感覚に集中する」

 

 

頭の中を軽くしたい方にもオススメです。

 

 


足の骨組み

 

今日は「足の骨組み」について。

 

 

写真は、右足の骨模型を前から見たところです。

 

 

 

この骨の写真を見ながら、

ご自分の右足にある左右のくるぶしに触れてみてください。

 

 

左側にある内くるぶしは「弁慶の泣き所」の骨、

「脛骨(けいこつ)」の末端で、

 

右側にある外くるぶしは

「腓骨(ひこつ)」という細長い骨の末端です。

 

 

右足を外側から見たところ。

 

 

 

骨模型の稼動域は狭いのですが、

足首を動かしてみるとこんな感じです。

 

 

足首を「曲げる」

 

 

 

足首を「伸ばす」

 

 

 

この曲げ伸ばしの動きをする時に、

足首の骨の構造を知っておくと、

より滑らかに動かせるようになります。

 

 

別の模型で見てみましょう。

 

 

脛の骨の真下にあって、

内くるぶしと外くるぶしに挟まれるように収まっている

足首の骨、「距骨(きょこつ)」の形がこれです。

 

 

 

 

3 の骨が距骨。

 

 

 

 

そして、距骨を横から見るとこんな形。

 

 

 

 

そう、関節面が「かまぼこ形」なんです。

 

 

距骨の上部がこういう形だから、

足首が脛の骨の下で円を描くように動ける。

 

この骨の構造があるから、

足首の曲げ伸ばしがスムーズにいく。

 

 

歩く時や走る時、

この「かまぼこ形」を意識してみてください。

 

ただそれだけで、足首が軽くなったり、

曲げ伸ばしが滑らかに感じられるようになります。

 

 

このお話は、もう少しつづきます。

 

 


ヒーラーとヒーリング

少し前に書いた記事、

クライアントから「受ける」ことについて』の

つづきです。

 

 

今日は『新・ハトホルの書』の中から。

 

日々、治療や癒しをおこなう方には

とても参考になる部分があったのでご紹介したいと思います。

 

治療者やセラピスト以外の方には

あまりピンとこない内容だと思いますが、

興味がある方は読んでみてください。

 

 

 

 

 ヒーラーとヒーリング

 

 

 ヒーラーは、人のエネルギーをあつかうことには

 危険がともなうことを知っておく必要があります。

 

 たとえば、適切な浄化をしないで病気の人を癒した場合、

 ヒーリングが終わった直後にエネルギーが

 枯渇してしまったように感じることもあるでしょう。

 

 あるいは、あとになって大変な事態を迎えるかも知れません。

 

 

 ヒーラーによっては、クライアントに

 癒しのエネルギーをもたらしたあと、すぐには感じなくても、

 自分の「カー」が底をついているのに気づいて

 愕然とする場合もあります。

 

 

 人がエネルギーを必要とするときには、

 ある意識レベル(顕在意識レベルとはかぎりません)の

 自己が、だれかれかまわず得られるところから

 エネルギーを引き込んでしまうことがあります。

 

 もしあなたがヒーラーの立場で、

 あなたがもっている種類のエネルギーを必要としている

 クライアントを癒すことになった場合には、

 

 そのクライアントは意識的にせよ無意識的にせよ、

 あなたからそのエネルギーを引き抜いてしまうでしょう。

 

 

 わたしたちが言っているのは

 生命をつかさどるエネルギーすなわちプラーナのことで、

 それは肉体の霊的ツインといわれる

 「カー」に保持されています。

 

 人のエネルギー場が互いにつながると、

 エネルギーを求める側からエネルギーを持つ側へと、

 いくつものひもが送られます。

 

 それをとおして、エネルギーが欠乏している側は

 井戸から水を汲み上げるようにエネルギーを吸い上げます。

 

 こうしたことは自己の別の意識レベルで

 自動的に起こってしまい、

 ふつうは無意識のうちにおこなわれます。

 

 これこそ吸血鬼という言葉のもつ

 象徴的な意味にほかなりません。

 

 つまりエネルギーを人に

 「吸い取られてしまう」ことがありうるのです。

 

 実際には血を吸われるわけではなく、

 活力となるエネルギーを

 「カー」から吸い取られてしまうということです。

 

 

 こうしたエネルギー現象に対する心構えがなく、

 きちんとした理解もないままに、

 

 肉体的、感情的なエネルギーが枯渇していたり、

 心理的動揺をきたしているクライアントと接すると、

 

 クライアントが帰ったあとにヒーラー自身は

 エネルギーを使い果たしたように感じます。

 

 

 これは看護師や医師、

 そのほか健康管理や医療業務に携わる人が、

 しばしば消耗しきってしまう原因の一つです。

 

 そうした職業にある人は、自分の「カー」から

 癒しのエネルギーを吸い取ろうとする病人に

 つねに囲まれています。

 

 輸血と同様、エネルギーの輸注も可能です。

 

 以上のことがわかれば、

 エネルギーに関して初級レベルの理解に達したことになります。

 

 要するに、活力を人から引き出したり

 枯渇させたりすることがありうるということです。

 

 

 

 

 

 

・・・と、ここで一旦休憩です。

 

ちなみに、ハトホルたちが言う「カー」とは、

「エネルギー体」や「エーテル体」と

呼ばれているもののことです。

 

 

それでは、つづきをどうぞ。

 

 

 

 自分の「カー」の存在や、

 生命維持につながるエネルギーがどのように

 抜き取られているかを自覚しなければ、

 

 まるで突然自分のプラグが引き抜かれてしまったように、

 エネルギーがからからになっているのに

 気づくことになるでしょう。

 

 そうすると、休養して

 エネルギーの補充をしなければなりません。

 

 

 一方、ヒーラーの側に別のレベルで

 エネルギーの消耗が起きることもあります。

 

 それは個人の感情体のなかの

 精妙な「感情の流れ」に関係しています。

 

 その「感情の流れ」は

 ヒーラー自身のクライアントに対する考えや

 感情などの作用によるもので、

 

 なかにはヒーラーとしての予定表の結果という場合もあります。

 

 予定表とは、ヒーラー自身の期待や

 願望にそったヒーリングを押しつけようとするものです。

 

 

 ヒーラーである人は、癒しがどこからもたらされ、

 なぜ自分が人を「癒す」立場にあるのかを、

 思考でも感情でもきわめて明確に把握している必要があります。

 

 人を助けたい、よい人間でありたい、

 尊敬されたいなどという罪のない願望でさえ、

 

 潜在的な不純物ならびに

 歪みや消耗の原因になる可能性があるのです。

 

 

 

施術をする側が、

「なぜ自分が治療や癒しをおこなうのか」を

感情でも思考でも明確に把握しておくこと。

 

この部分は非常に大切ですね。

 

 

あと「ヒーラーの予定表」というのも、

施術者が陥りがちなところです。

 

「これが正しい」を押しつけるのも違うし、

「この症状にはこれ」というパターンや、

ルーティーンでおこなうのも違うような気がします。

 

 

 

 

 

 

 もしヒーラーであるあなたが、

 自身のなかからエネルギーを送り出しているがゆえに

 自分の活力を枯渇させているとすれば、

 

 あなたはいずれ問題にぶつかることになります。

 

 なぜなら、あなた個人が所有したり

 使用したりできるエネルギーは、

 次に補給されるときまでの限られた分量だけだからです。

 

 

 ヒーラー自身が、

 自分は癒しのエネルギーの通り道であり、

 その源泉ではないことを明確に自覚していれば、

 

 エネルギーはあなたを通過して流れるだけで、

 あなたから失われることはありません。

 

 

 癒しのエネルギーが制限による滞りなく

 あなたを通って流れるようになれば、

 

 その純粋な状態によって、

 多くのヒーラーが体験しているような

 疲労困憊や消耗は大幅に減じることになるでしょう。

 

 

 もう一つ問題となる点は、

 ヒーラーは自分自身の「カー」と生命力について

 明瞭に自覚している必要があり、

 

 自身のエネルギーが引き出されたときには、

 それを感じとれなくてはならないということです。

 

 残念ながら、ほとんどのヒーラーが

 自分のエネルギーを「吸い取られ」たり

 引き出されていることに、消耗しきって

 へとへとになるまで気がつかないようです。

 

 

 人を「癒す」ときに自分を守るための

 簡単な方法をご紹介しましょう。

 

 それは、あなたの意識の一部を、

 体の中央を走るプラーナ菅に向けるだけでよいのです

 (詳しくは第1部で述べた通りです)。

 

 プラーナ菅はあなたを天と地に結びつけてくれるので、

 それによって天と地の両方から

 プラーナを引き入れることができます。

 

 体内でこの二つの精妙なエネルギーが出合うと、

 あまねく存在する癒しのエネルギーが

 もっと大量にあなたに流れ込み、

 

 同時にあなた自身の気づきもいっそう深まり、

 グラウディングしてバランスがとれるようになります。

 

 

 

この「プラーナ菅」は、人差し指と親指で作った輪っか

(「OK!」の時のサイン)と同じぐらいの太さで、

頭頂から会陰まで(或いはそれ以上)伸びていています。

 

串カツやお団子の様に、

人の身体をプラーナ菅が串刺しにしている感じですね。

 

そのプラーナ管の中を、

プラーナ(エネルギー、エーテル)が天と地から流入し、

私たちに生命力を補給している。

 

何種類かのエクササイズも紹介されていますので、

プラーナ菅について興味がある方は

本書を手に取ってみてください。

 

 

 

 

 

 

 ヒーラーとしてのあなたは、

 自分自身の活力である「カー」への

 気づきを養う必要があります。

 

 

 いずれにせよ、エネルギーを引き入れるために

 物理的に近くにいる必要はなく、

 何千キロ離れていようとそれは可能です。

 

 ヒーリングには個人のエネルギーを費やすよりも、

 無限の宝庫である「すべてなるもの」という源から

 エネルギーをまわしてもらうほうが

 好ましいのは明らかでしょう。

 

 

 プラーナは物質と比較すればより精妙ですが、

 もっとも精妙なエネルギーというわけではありません。

 

 プラーナよりさらに精妙な波動を有する

 エネルギーも存在しており、そうしたエネルギーには

 より強力なヒーリングパワーがあります。

 

 あなたの波動が高次へと上昇すれば、それだけ源

 すなわち「すべてなるもの」に近づくことになり、

 きわめて精妙なエネルギーを得ることができるのです。

 

 

 ですから、あなたが純粋になっていくにつれ、

 あなたのヒーリングの結果もよくなります。

 

 

 ヒーラーの自己統制の能力が進化すれば、

 エネルギーを上手に操ってエネルギーの詰まりを溶かしたり、

 結晶化したパターンを解消することができるようになります。

 

 こうした熟達は自然に養われてくるものです。

 

 しかし変化の必要を見てとることと、

 変化を強いることのあいだには微妙な違いがあります。

 

 

 

 

 ヒーラーは、そうした変化を起こすのに

 機が「熟して」いるかどうかを見極められなくてはなりません。

 

 つまるところ、変化を起こすかどうかの選択は

 ヒーラーではなく、癒される側が下さねばならないのです。

 

 自分の意向をクライアントに強いるようなヒーラーは、

 どれほどヒーリングの技術に長けていたとしても、

 結局はそれほど効果をあげられないことに気づくでしょう。

 

 

 ヒーラーである人は、

 みずからに引き寄せるクライアントは往々にして

 自分の心理的・霊的問題を反映している

 ということも知っておく必要があります。

 

 癒しの過程で高次のエネルギーの通り道になることは、

 ヒーラー自身の学びのプロセスでもあるのです。

 

 自分のプロセスの反映であるクライアントに対し、

 謙虚で寛大かつ率直であれば、

 そのヒーラーは自己の気づきと思いやりにおいて

 さらなる成長を遂げるでしょう。

 

 

 最後になりますが、ヒーラーは、

 人には病んだり苦しんだりする権利もあるのだ

 ということを理解する必要があります。

 

 自身の予定表を押しつけるべきではありません。

 

 クライアントが自分の速度で

 より大いなる気づきへと進むことができるよう、

 その余裕と柔軟性を認めるようにしてください。

 

 

 

 

 

 

引用は以上です。

 

 

様々な意識レベルで、

施術者とクライアントの間に

エネルギーのやり取りがあるということ。

 

施術者が治療や癒しをおこなう意味と、

自分がなぜその立場にあるのかを

思考でも感情でも明確にしておくこと。

 

グラウディングの重要性。

 

クライアントへの尊重。

 

 

私にとっては非常に価値のある内容でした。

 

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 


クライアントから「受ける」ことについて

 

治療者、セラピスト、カウンセラーが、

クライアントから悪い気やエネルギーを受ける(もらう)。

 

もしくは、クライアントに自分のエネルギーを吸い取られる。

 

 

 

開業して間もない頃に考えたことがありました。

 

 

「どうしたらそういうことを防げるだろう?」

 

 

治療やセッションを受けるクライアント側からしたら、

「なんて失礼な話だ!」と思われるかも知れませんが、

セラピスト側からすれば切実な問題です。

 

相手の悪いものが自分に移ったり、

自分のエネルギーが相手に吸い取られることが事実なら、

こんなに怖い仕事はありませんから。

 

 

 

 

私が尊敬するセラピストに相談しました。

 

 

「悪いものを受けないためにはどうすればいいですか?

 なんかバリアをつくるみたいな方法はあるんですか?」

 

 

「五郎ちゃん(この方は私のことをそう呼びます)、

 傲慢になったね」

 

 

「え?・・・傲慢?」

 

 

「だって、みんな神様でしょ?

 私はあなた、あなたは私でしょ?

 

 悪いものを受けないように?

 壁を作る?

 

 それって愛ですか?

 

 なんのために癒しをやってるんですか?」

 

 

「ガーーーン!!」

 

 

ドリフのコントで出てくるトタン製のタライ。

あれをいきなり頭に落とされたようなキツイ衝撃。

 

自分の傲慢さと愛のなさに気づかされ、

愕然となりました。

 

 

「相手を癒すのは自分のため。

 自分が愛を知るために相手を癒す。

 

 命を削ってやるんじゃなく、

 命懸けでやりなさい。

 

 命懸けでやったら命は縮まらないから」

 

 

それからは、「受ける」とか「もらう」とかは

一切考えずに施術ができるようになりました。

 

 

 

 

ところが、今年に入ってから何人かの同業の方に、

施術の後にしんどくなった体験談とか、

エネルギーが見える方に「もらってるよ」と言われた話とか、

施術者に短命が多いという話を聞く機会がありました。

 

 

「山田さんも受けないように気をつけた方がいいですよ」

 

 

「そうですね。気をつけます。

 アドバイスをありがとうございます」

 

 

この問題はもう何年も前にクリアしている。

 

そう思っていたのに、

改めて言われると気になるもんです。

 

 

施術中にもそういうことが頭をよぎるようになり、

施術の後でちょっとダルいと不安になる。

 

 

「もしかしたら、これって・・・?」

 

 

いかん、いかん。

 

全然「愛」とちゃうやん!

 

 

「せっかく忘れてたのに、いらん情報をもらった!」

 

 

ん?・・・忘れてた?

 

 

そうか!

 

腑に落ちてなかったから、

このタイミングでまた来たのか。

 

しっかり腑に落とすためのチャンスを

今もらったということやな!

 

 

 

 

・・・と、いうわけで、

今の私にピッタリの腑に落とし方、

 

エイブラハムが教えてくれた

「フォーカスの輪」をすることにしました。

 

 

今日は、私がやった

ほぼそのまんまをご紹介したいと思います。

 

やり方は以前の記事にも書きましたが、改めて。

 

 

まず、自分が望まないことを明確にする。

 

 

私が望まないことは・・・

 

「お客さまから悪いものを受ける(もらう)こと」

「自分のエネルギーを吸い取られること」

「施術の度に自分の心身が弱っていくこと」

「相手との間に壁をつくってしまうこと」

「怖れや不安を感じながら施術をすること」

「この仕事を続けると自分の寿命が短くなってしまうこと」

 

 

望まないことが明確になれば、望みも明確になります。

 

 

「私が望んでいることはなんだろう?」

 

 

白い紙を用意して、

紙いっぱいに時計に見立てた大きな円を描き、

その円の中に少し小さめ(半径5cmほど)の円を描きます。

 

しばらく真ん中の円を見つめ、

自分の望みが頭の中で明確な言葉になるのを待ちます。

 

 

「いつも愛と喜びを感じながら、

 お客さまも私も元気になる施術がしたい」

 

 

これが私の望みでした。

 

真ん中の円の中にこれを書きます。

 

 

「いつも愛と喜びを感じながら、

 お客さまも私も元気になる施術がしたい」

 

 

後は、この望みへと近づいていく文章を、

時計に見立てた大きな円に沿って12個書き込んでいけば、

「フォーカスの輪」が完成です。

 

 

望みの波動に合っているか、

自分の心にしっくりくる文章かどうかは、

自分の気分、感情、感覚が教えてくれます。

 

 

ホッとしたり気持ちが楽になればOK。

 

ちょっとでも違和感があればNGです。

 

 

 

まずは12時の位置から。

 

 

 何の不安も怖れも持たずに施術ができる。

 

 

・・・いきなりこれはしっくりきませんね。

 

今の気分に合う文章をもう少し考えます。

 

 

 「悪いものを受ける(もらう)」という言葉を聞くまでは、

 いつも普通に施術ができていた。

 

 

これなら大丈夫。

 

今の気分にしっくりきます。

 

12時の位置にこの文章を書きました。

 

 

次は1時の位置。

 

 今まで施術後にダルくなることもあったが、

 元気になることもあった。

 

 

2時。

 

 もしかしたら何かをもらっていたのかも知れないが、

 おおむね楽しくやれていた。

 

 

3時。

 

 つまり、「もらう」という思考さえ入ってこなければ、

 自分の中には不安も怖れもなかったということ。

 

 

4時。

 

 この思考を新たに抱いたことで、

 このことに対する自分の在り方を明確にする

 良い機会になった。

 

 

5時。

 

 「問題」は常に自分を拡大・成長させるきっかけになる。

 

 

6時。

 

 そして、このことについての答えは、

 「ソースの自分」がすでに受け取っている。

 

 

7時。

 

 自分が今するべきなのは、

 答えを知っているソースとつながることだけだ。

 

 

8時。

 

 いい気分になる(=ソースとつながる)

 ためのツールはいくらでもある。

 

 

9時。

 

 施術中にいい気分になるには、

 相手の良い面を見ること。

 

 

10時。

 

 それは自分が得意とするところ。

 

 

11時。

 

 相手を愛する、好きになる、

 自分にはそれが必ずできる。

 

 

 

ここまで書いたら、

中心の円の中に書いた望みの言葉と

今の私の波動(気分、感情、感覚)がほぼ一致しました。

 

 

「いつも愛と喜びを感じながら、

 お客さまも私も元気になる施術がしたい」

 

 

この言葉を丸で囲んで強調すると、

更に言葉を追加したくなりました。

 

 

「愛おしく思える部分を見れば、

 いつもこれができる」

 

 

 

 

以上が私の個人的な「フォーカスの輪」の実践内容です。

 

この数分の実践で、

施術に対する不安と怖れはほとんどなくなりました。

 

 

私の場合、問題に出合うと

こんな感じで思考と感情の整理をしています。

 

特に「フォーカスの輪」は実践しやすいので好きですね。

 

 

今回のように一度「クリアした!」と思っても、

また何かの拍子にブレることもあります。

 

そういう時は、再度同じ問題について

思考と感情の整理をすればいいだけです。

 

私たちに完璧はありえないので、

何度もブレて当たり前。

 

そう思えば、落ち込むことがあっても気楽でいられますね。

 

 

 

 

このテーマについてはもう少し書きたいことがあります。

 

つづきはまた後日に。

 

 


肺について

先日の『自分の声を聴く その2』という記事で、

自分の「今の呼吸」を感じることや、

肺の大きさや動きを意識することについて書きました。

 

 

今日は、前回とは別のイラストで

「肺」についての補足です。

 

 

※紫色の部分が肺です

 

 

このイラストだと、

肋骨と肺との関係をよりイメージしやすいですね。

 

 

肺は、ほぼ肋骨全体と同じ大きさで、

しかもその上部は、

第1肋骨と鎖骨よりも上にはみ出しています。

 

 

イラストには鎖骨が描かれていないので、

ウチのガイコツさんを撮りました。

 

第1肋骨と鎖骨との位置関係はこんな感じ。

 

 

 

 

 

あと、背中から撮った写真を見ると、

肋骨と肩甲骨との位置関係もイメージしやすいですね。

 

 

 

 

呼吸と共に、これら肺を囲む全ての骨格が動きます。

 

 

「背中の方の動きが感じにくい」という方は、

リュックサックを背負ってみてください。

 

リュックが触れている肩甲骨のあたりが、

呼吸と共に動くのを感じられると思います。

 

 

リュックサックを持っていない方は、

背もたれのある椅子に座って呼吸をしてみてください。

 

呼吸の度に、背もたれに当たる

自分の背中の動きを感られるはずです。

 

 

最後に、喉から肺につながる気管と、

肺の中に伸びる気管支のイラストです。

 

 

 

 

このイラストを見ると、気管と気管支は、

木の幹と枝を逆さまにした姿によく似ていますね。

 

 

 

 

世界中の木々は、

空気中の二酸化炭素を吸っては酸素を吐き出して、

私たちが吸う空気を綺麗にしてくれています。

 

 

 

 

そういう存在が自分の胸の中にもあると想像すると、

人間の身体のデザインってすごいなぁと改めて感じます。

 

 

上の2枚の写真は、私が大好きな木です。

 

 

この木を愛でるように、

自分の身体も大切にしようと思いました。

 

 


久しぶりに私の仕事について

Aさんが初めて来院されたのは、

第一子を出産されてから1年後のこと。

 

最初のお産には30時間ほどかかり、

それはとても苦しい体験だったそうです。

 

 

「どんなに大金を積まれても、

 もう出産はしたくないです(笑)」

 

 

その何年か後に第二子を妊娠されました。

 

Aさんは3〜4週間に1度のペースで

身体のメンテナンスに通われていて、

妊娠中も変わらずそのペースで定期的に施術を行いました。

 

最後に施術を行ったのは予定日の約2週間前でした。

 

 

数ヶ月後。

 

 

Aさんは元気な赤ちゃんと一緒に来院されました。

 

お聞ききすると、

2回目の出産は驚くほど安産だったそうです。

 

 

「お産のイメージがガラッと変わりました(笑)」

 

 

良かったですね。

 

 

 

 

 

 

約1年前から定期的に来院されているBさん。

 

 

1ヶ月前のことです。

 

イスの上に乗って高所の物を取ろうとしたら、

バランスを崩し床に転倒。

 

頭と腰を強く打って、

しばらく仰向けのまま動けなかったそうです。

 

病院での診断は、骨盤の真ん中にある

「仙骨(せんこつ)」の骨折でした。

 

 

Bさんが施術のご予約を取られていた日は、

事故から10日ほど後です。

 

その時のBさんの症状は、

腰に鈍い痛みが常時あって、とにかく身動きがしにくい。

 

半月後に控えた引っ越しに大きな不安を感じておられました。

 

 

Bさんの様に身体に強い衝撃を受けると、

その瞬間に「うっ!」とか「はっ!」と

息が詰まります。

 

そうすると横隔膜の動きに制限が生まれる。

 

これは精神的なショックでも起こります。

 

 

横隔膜については過去の記事にもいくつか書きました。

 

お時間がある方はご覧ください。

 

 

首の痛みと横隔膜

 

リンパと横隔膜

 

呼吸と動き

 

腰式呼吸

 

エアタバコ

 

骨盤隔膜

 

 

Bさんの場合は、頭蓋骨を調整している時に

その動きの解放が起こりました。

 

頭に触れられているのに

横隔膜が突然大きく動き出したので、

とても驚いておられました。

 

 

その3週間後に来られたBさん。

 

まだ腰が痛そうです。

 

お話をお聞きすると、

前回の施術で腰がかなり楽になったので、

引っ越しの作業は無事に行えた。

 

・・・のですが、

 

今度は楽になったからと沢山歩き過ぎて、

また腰痛になったそうです・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

土曜日の深夜1時ごろ。

 

布団の中で目覚めた時には、

もう身動きが取れなくなっていた。

 

ご本人も何がきっかけなのかがわからない。

 

目が覚めたら・・・動けない。

 

 

その日の午後、

ご家族に身体を支えられて両手杖で来られたCさん。

 

重度のぎっくり腰です。

 

 

杖がないと立てないので、

玄関から施術室まではハイハイです。

 

とにかくどんな姿勢でも痛むので、

ベッドに移るのも一苦労。

 

なんとか仰向けになり、

両膝の下にクッションを入れた体勢で

やっと落ち着きました。

 

 

Cさんに施術をするのは4年ぶり。

 

4年前はCさんが一人で来院されたのを覚えています。

 

施術メモを確認すると

前回の主訴もぎっくり腰でしたが、

今回ほど酷くはなかったようです。

 

 

約1時間の施術を終えると、

ベッドから自力でなんとか起き上がれるようになり、

来られた時よりも背中が伸びて姿勢も良くなりました。

 

ただ、痛みはかなりあるようで、

ご本人はまだまだお辛そう。

 

 

「明後日の月曜日も辛いようなら、

 お仕事を休んだ方がいいかも知れませんね」

 

「月曜日は休めないんですよ・・・」

 

 

そして、月曜日。

 

夕方にメールをいただきました。

 

月曜日にはほとんど不自由なく動けるようになり、

お仕事も普通に行けたそうです。

 

 

嬉しいご報告をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

定期的ではありませんが、

年に7、8回程度来院されるDさん。

 

例年、冬は使い捨てカイロを使っているそうですが、

今年はカイロが必要だと感じなかったので、

あまり使わなかったそうです。

 

 

「今年の冬は特に寒かったはずなのに、不思議です。

 ここに通っているおかげでしょうか?」

 

 

と、Dさん。

 

 

わかりません。

 

でも、Dさんの身体が

元気になっていることだけは確かです。

 

 

 

 

 

 

JR奈良駅の観光案内所に置いてある

白樺整体院のチラシ。

 

 

1年ほど前。

 

東京から奈良へ観光に来て

たまたまそのチラシを手に取り、

施術を受けに来られたEさん。

 

 

つい先日も、はるばる奈良まで来てくださいました。

 

Eさんにお会いするのはこれで3回目ですが、

初めてお会いした時とは別人の様に

自由で幸せな人になっておられました。

 

 

 

 

 

 

私がやっていることとの

因果関係があってもなくても、

 

自分が関わった人が

元気になったり幸せになったりする姿に立ち会えるのは、

本当にありがたいことです。

 

 

この仕事を選んで良かったなぁと思います。

 

 


「ダブルT」の立ち方

今テレビなどで話題の

『骨ストレッチ』の本を読みました。

 

 

 

ゆるめる力 骨ストレッチ』 松村 卓 著

 

 

 

本の中で特に興味深かったのが、

「ダブルT」の立ち方というもの。

 

 

「ダブル」は両足。

 

「T」はなんなのかというと、下の写真をご覧ください。

 

 

 

 

左右の踝(くるぶし)をつないだラインが「T」の横棒で、

足の中指のラインが「T」の縦棒です。

 

この縦横ラインの交点(踵の前側)を

重心点にするというのがこの立ち方です。

 

 

※ちなみに、足の「ゆび」に使う漢字は「趾(し)」ですが、

 この記事では本に倣って「指」を使っています。

 この方が読みやすいですね。

 

 

踝はスネの骨(脛骨と腓骨)の末端だから、

ここに重心を置くと「骨」で立てる。

 

 

 

 

だから、ここに横棒が来るのは大いに納得です。

 

 

そして、中指のラインは足の中心線。

 

 

 

 

本の中では、「T」を書いた

2枚の紙の上に立つことをすすめています。

 

 

私の場合はイメージだけでやってみました。

 

腰幅ぐらいの自然なスタンスで立ち、

踝と中指の「T」のラインを意識してみる。

 

その交点に重心点をそっと置いてみる。

 

私の場合、膝はピンと伸ばさずに少しだけ緩めます。

 

 

立った感じは「どっしり」とはしません。

 

フワッとしています。

 

でも、フワッとしているのに

安定もしているという不思議な感覚。

 

非常に楽に立てました。

 

 

武道などでは「居着く動きは良くない」と言います。

 

私は武道については全くの素人ですが、

居着かない動きの入口というのは、

こんな感じなのかも知れません。

 

 

いつまででも立っていられそうな感覚になりました。

 

 

 

あと、歩く時には「T」の文字の縦ライン、

「中指」を意識すると良いそうです。

 

中指のラインを意識すると、

両足の向きはガニ股(外向き)ではなく平行になります。

 

私は以前の記事の中で

「少しガニ股で足の親指を意識して歩く」と書きましたが、

最近はもっぱら中指を意識した平行歩きを実験中です。

 

 

親指を意識して少しガニ股で歩くと、

親指や母趾球が地面に当たる感覚が心地よいし、

 

中指のラインを意識して平行に歩くと、

足の力が無駄なく前方へと向かう感じがおもしろいです。

 

蒲鉾型をしている「距骨(きょこつ)」という骨が、

スネの骨の下でスムーズに動く感じが心地いいですね。

 

 

 

この本は、紹介されているストレッチの数が

ちょうど良いボリュームだと思いました。

 

中身が多すぎると見るだけで圧倒されてしまうし、

逆に少くなすぎると物足りない。

 

その間のちょうど良い感じの内容ですね。

 

あと、どなたでも手軽にできるものばかりなので、

ずぼらな方にもオススメです。

 

本屋さんでもよく平積みされているので、

気になった方は手に取ってみてください。

 

 


ボディ・マッピング

 

ボディ・マッピング だれでも知っておきたい「からだ」のこと

 

 

「ボディ・マッピング」とは、

「脳の中にある身体の地図」のことです。

 

この地図が正確でないと、

本来持っているはずの動きの質(可動域や安定性など)を

発揮できなかったり、不調の原因にもなる。

 

 

少し前、この本についているDVDを観ました。

 

 

施術や治療の仕事をしている人は、

程度の差はあれども必ず「解剖学」を勉強しています。

 

学校やセミナーでも散々学びますね。

 

私も脳にはそこそこ入れたつもりで、

仕事では解剖学を頻繁に使っています。

 

でも、その知識を他人の身体には使えているけれど、

自分の身体には落とし込めていなかったなぁと、

DVDを観て気づかされました。

 

 

今回の記事では、一番わかりやすい「骨」で、

みなさんの「身体の地図」を少しだけ

アップデートできるような説明をしたいと思います。

 

(普通に解剖学を勉強された方はスルーしてくださいね)

 

 

 

例えば・・・

 

 

首の骨はどこから始まる?

 

 

 

 

七つある頸椎の最も上にある骨の位置は、

耳の後ろにあるグリグリ(乳様突起)のすぐ下です。

 

ペンで指しているのが頸椎1番。

 

 

 

 

写真で見るとよくわかりますね。

 

歯やアゴの後ろはもう首なんです。

 

 

首の正確な「始まりの位置」を身体に落とし込めば、

その可動性が向上するのはもちろんのこと、

頭の位置を一定に保つ時の安定性も増します。

 

 

 

肋骨のカタチについて。

 

 

 

 

鳥かごのような枠組みの肋骨の中に肺と心臓が入っていて、

肋骨は呼吸(肺の収縮と膨張)に合わせて上下します。

 

 

吸うと上がって、吐くと下がる。

 

その動きは「バケツのハンドル」によく例えられます。

 

 

肋骨は左右に各12本。

 

ネクタイのようなカタチの胸骨(きょうこつ)に

くっついている部分は、骨ではなくて軟骨です。

 

軟骨でできているから、呼吸に合わせて柔軟に動ける。

 

身体って、うまく設計されていますね。

 

 

横から見るとこんな感じ。

 

 

 

 

ご自分の左右の肋骨に両手を置いて、

呼吸をしてみましょう。

 

吸うと上がって(肋骨全体がふくらむ感じ)、

吐くと下がる(肋骨全体がしぼむ感じ)。

 

この動きを感じてみてください。

 

肋骨の動き方を知るだけで、

深い呼吸ができるようになります。

 

 

お時間がある方は、この動画もご覧ください。

 

呼吸と全身の動きとの関係を

より鮮明にイメージできると思います。

 

 

 

 

 

肩ついて。

 

 

「肩」を形成しているのは三つの骨です。

 

上腕骨(じょうわんこつ)、肩甲骨(けんこうこつ)、鎖骨(さこつ)。

 

実は、この三つの骨の中で、

体幹の骨格に「関節」としてつながっているのは、

鎖骨のみ、なんです。

 

ペンで指しているのがその関節。

 

胸鎖関節(きょうさかんせつ)といいます。

 

 

 

 

「肩や腕を動かす時には肩甲骨を意識すると良い」

 

というのをご存知の方は多いと思います。

 

 

その肩甲骨と同時に、

鎖骨と胸鎖関節を意識すると、

肩と腕の動きの質が更に良くなるはずです。

 

 

肩甲骨を後ろから見るとこんな感じ。

 

 

 

 

この三角形の骨が、上下・左右・斜めにスライドします。

 

 

 

腕について。

 

 

肘から手首にかけての部位を前腕(ぜんわん)といいます。

 

ここには橈骨(とうこつ)と

尺骨(しゃっこつ)という2本の骨があります。

 

親指側にあるのが橈骨で、小指側にある尺骨です。

 

 

 

 

手首を外側へ捻る(回外)と2本の骨が並列になり、

手首を内側へ捻る(回内)と2本の骨が交差します。

 

手首を捻る時に使われるのは、

肘のところで上腕骨と橈骨が関節している部分。

 

この時に動くのは橈骨で、尺骨は動かない。

(ペンで指している骨が尺骨です)

 

つまり、この手首を捻る時の動きの軸は、

小指側にある尺骨なんです。

 

 

 

 

 

日常生活でもスポーツでも、

手首を捻る動きって多いです。

 

 

文字を書く時、ドライバーなどの工具を使う時、

何かの蓋を開け閉めする時。

 

キーボードやマウスを使う時には、

ほとんど手首を内側に捻った(2本の骨が交差した)ままです。

 

 

テニスや卓球などのラケットを使うスポーツ、

野球、ゴルフ、バスケットボール、バレーボール、

ボクシング、格闘技、武道・・・などなど。

 

あとは楽器を演奏する時も。

 

 

手は一番よく動かす部位なので

挙げるとキリがありませんね。

 

 

そういう時に漠然と手首を捻るのではなく、

 

「小指側にある尺骨が軸なんだ」

 

と、脳にインプットしておくだけで、

動きの質が格段に良くなると思います。

 

 

ちなみに、肘の曲げ伸ばしに使われるのは

上腕骨と尺骨の関節です。

 

肘の尖った骨も尺骨の一部。

 

 

テニスやバドミントンの選手、

ゴルファー、野球のピッチャーなど、

手首、腕、肘をハードに使う方は、

こういう仕組みを知っておいて損はないと思いますよ。

 

 

 

骨盤と股関節について。

 

 

骨盤を正面から見たところ。

 

 

 

 

股関節はペンで指している位置です。

 

 

 

 

ビートたけしさんのギャグ

「コマネチ!」のラインの中程に股関節があります。

 

 

この辺りに手を触れながら歩くと、

股関節がモゾモゾと前後に動くのを感じられると思います。

 

股関節の正確な位置を知っておくと、

「歩く」「走る」の質が向上します。

 

 

骨盤を後ろから見たところ。

 

 

 

 

骨盤の真ん中にあるのが仙骨(せんこつ)で、その左右にあるのが、

恥骨(ちこつ)・坐骨(ざこつ)・腸骨(ちょうこつ)が

一体となった寛骨(かんこつ)という大きな骨。

 

 

ペンで指している部分が腸骨です。

 

 

 

 

この骨の前後にある突起(上前腸骨棘と上後腸骨棘)に触れながら歩くと、

それらの突起が歩行に合わせて動くのがわかります。

 

つまり、「寛骨も含めて脚なんだ」と意識すると

更に動きの質が向上するというわけです。

 

 

 

下腿について。

 

 

膝から踝(くるぶし)にかけての部分、

脛(すね)の骨は2本あります。

 

 

 

 

メインの太い骨が脛骨(けいこつ)。

 

「弁慶の泣き所」とはこの骨のことで、

内踝(うちくるぶし)は脛骨の下端です。

 

外側にある細い骨が腓骨(ひこつ)で、

外踝(そとくるぶし)はこの骨の下端です。

 

 

脛骨と腓骨。

 

どちらがより強い負荷に耐えられるのか、

重心を内と外のどちらにおけば良いのかは、

写真を見れば明らかですね。

 

 

 

脛と足の関係について。

 

 

両者の関係を簡単な線画にすると、

多くの人が「 L 」で描くと思います。

 

しかし、脛の下にある足の骨のカタチは

実は「アーチ」なんです。

 

写真を見ればわかる通り、

線画にするなら「アーチの上に縦棒がついている絵」が

本当のイメージに近い。

 

 

 

 

足が「アーチなんだ」と認識できると、

そのスプリング効果を「歩く」「走る」に

ちゃんと活かせるようになります。

 

 

 

ちなみに、手首も足首も細かな骨の集合体です。

 

 

 

 

 

こういう小さな骨と骨の関節が沢山あることで、

複雑な動きが可能になるというわけです。

 

 

 

最後に、重心について。

 

 

足の「アーチ」の上についている、脛の「縦棒」。

 

この「縦棒」が「アーチ」のどこに

どうくっついているのかを知っておくと、

身体本来の重心の位置がわかります。

 

 

脛の骨の延長線をペンで示しました。

 

 

 

 

ペンの位置は、左右の踝の真下、

踵の少し前あたりですね。

 

立つ時にこの重心の位置を意識すると、

立っているのが楽に感じられるようになります。

 

もちろん、動く時にも。

 

 

興味がある方は、

ボディ・マッピングの本などを手に取ってみてください。

 

 

自分の中の「身体の地図」を修正すると、

きっと、おもしろい発見がありますよ。

 

 


私の仕事

 

私の仕事について。

 

 

私の仕事は、縁あって来られたお客さまの

心や身体が元気になっていくための

「お手伝い」をすることだと思っています。

 

エゴや干渉ではない「いいお手伝い」をするためには、

私が「本当の自分」とつながっている必要があります。

 

 

「本当の自分」とつながる方法は、

「今この瞬間」を「いい気分」で生きることです。

 

 

お客さまに施術をしている時も、そうでない時も。

 

 

このブログで何度もご紹介している、

感情の22段階の1〜5ぐらいには存在していたいと思います。

 

(感情の22段階についてはこちらの記事をご覧ください)

 

 

 

 

誰かの「悪いところ」を見ても「いい気分」にはならないので、

施術中はあまりそういう部分は見ません。

 

悪いところは最初に少し確認する程度で、

後の時間は、身体やその人自身の良いところを感じたり、

自分の存在状態やお客さまの身体全体、

空間全体を感じたりしています。

 

 

お話が好きな方やお悩みがある方とは沢山会話をするし、

ただ静かに居たい方とは静かな時間を共有します。

 

いずれの場合にも、自分の中の心地よさを感じながら

今に存在するようにしています。

 

 

どんなに重い症状の方が来られても、

自分が責任を持って「治そう」とは思いません。

 

 

「自分の存在状態がベストであれば、

 相手の身体にも最善の影響が生まれる」

 

 

そのことを信じて、

私はただ「いい状態」で存在するだけです。

 

 

「治そう」

 

「治したい」

 

「治さなければ」

 

 

施術中にこういう思考をすると、

私の場合は心が苦しくなるし、

その場にいて楽しくないんですね。

 

そういう時にいい仕事はできない。

 

これは学びからも経験からも知りました。

 

 

 

 

もう7年も前のことです。

 

エドガーケイシー療法で有名な

福田高規先生の指圧講座に出たことがありました。

 

以下は過去の記事からの転載です。

 

 

 

 講座では、施術をする上で大切なことを教わりました。


 それは「自分を感じ続けること」でした。
 考えるのではなく感じること。

 

 では、何をどう感じるのか?

 

 自分のからだの「うれしい」や「かわいい」を感じるのだそうです。
 感じるのは「いい感じ」でもいいし、「光」や「愛」でもいい。
 色々考えずに、ただ自分のからだの感じを観じ続ける。


 そのように観じ続ければ、癒しは自動的に行われるのだそうです。

 

 福田先生は、指圧をする時も体操をする時も、
 「うれしいね〜」「かわいいね〜」を言い続けておられました。

 特に体操をする時は「うれしい!うれしい!」を連発しておられました。

 

 そうやって、自分の感じを観じ続けることによって、
 世界中の人々の心身を健康にしているのだそうです。

 

 

 

あと、指圧をする時には、

相手の身体を通り越して、地球の裏側の空に輝いている

「アルゼンチンの星」を押すように指圧をする、

とも仰っていました。

 

・・・と言っても、

決して強く押すわけじゃないですよ。

 

 

目の前の病変にとらわれず、大いなるものを意識する。

 

 

そのための方便に、

「アルゼンチンの星」はちょうどいいんでしょうね。

 

 

 

 

この講座を受けてから2年後に

私はオステオパシーに出合い今に至りますが、

この福田先生から教わった感覚が

今やっていることにとても近くて驚きました。

 

自分の身体にも相手の身体にも、

「うれしい」「かわいい」「いい感じ」「愛」「光」を

感じるというのは、「健全」を感じるということです。

 

オステオパシーの創始者 A.T.スティルの

「健全を探せ」という言葉ともつながります。

 

「アルゼンチンの星」も、局所にとらわれずに

身体や空間の全体性を感じる時の感覚に近いものがあります。

 

 

そして、エイブラハムの教えともつながります。

 

 

自分にも相手にも「健全を感じる」ということは、

「ソース(本当の自分、内なる自分)の目」で

自分と相手を見るということ。

 

 

 

 誰かのために役に立つのは、

 その人のことを考えて明るくていい気分になれるときだけだ。

 

 不安なく相手を愛しているなら、

 あなたは相手の役に立っている。

 

 いっしょにいて楽しいなら、

 相手の力になっている。

 

 相手は成功すると予想しているなら、

 相手の力になっている。

 

 言い換えれば、あなたの「内なる存在」と

 同じ見方で相手を見られるなら、そのときにのみ、

 あなたは相手の役に立てるわけだ。

 

 

 

「自分の存在状態を高める」

 

「問題や悪いところにフォーカスしない」

 

 

そういう意識で生きていると、

仕事でも人間関係でもきっとうまくいくと思います。

 

 

 

 


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